『琴浦さん』(ことうらさん、Kotoura-san)は、えのきづによる日本の漫画作品。ウェブコミック掲載サイト『マンガごっちゃ』(マイクロマガジン社)にて、『琴浦さん漫画』(ことうらさんまんが)のタイトルで連載中。また、男性向け雑誌『メガミマガジン』(学研パブリッシング)にて、2012年12月号から2013年5月号まで、『がんばれ琴浦さん!』(がんばれことうらさん!)のタイトルで連載された。2010年8月には単行本が発売された。「マンガ★ゲット」主催の「Manga Of The Year 2009」最優秀賞受賞。それまで同人誌で活動していたえのきづの商業出版デビュー作。コミックマーケットで同作品を同人で出していた際に、マイクロマガジン社の担当に声をかけられたことが商業化のきっかけ。人の心が読める少女・琴浦春香と、春香のクラスメート・真鍋義久、そしてそれを取り巻く仲間達との日常を描いた4コマ漫画。累計400万アクセスの閲覧記録がある。単行本化される際、第一部が顕著だが大幅な加筆修正が施されている。ウェブコミック上では基本的に単純な4コマのみだったが、単行本ではショートストーリー形式で4コマ以外のコマ割があるのが、その例である。このため半年がかりの修正になり、ほとんど書き直すことになったという。また一部ネームが変わっているところもある。基本的にはオチの付いたコメディ漫画ではあるが、時にオチを付けないでシリアスな展開を持たせることもある。2012年8月にテレビアニメ化が発表され、2013年1月から1クール全12話放送された。鳥取県東伯郡琴浦町とは「琴浦」繋がりで縁が出来、町の観光促進・いわゆる「萌えおこし」などに、しばしば本作のキャラクターが用いられている。町側は琴浦さんが町民に親しまれる「ゆるキャラ」(的な存在)になって欲しいとも語っており、原作サイドとの良好な関係が築かれている。翠ヶ丘高校に転校してきた琴浦春香は、一見、普通の女子高生だが、実は見境なく人の心を読めてしまう能力を持っていたために幼い頃から心を閉ざし暗い日々を過ごしていた。小学校に上がる前までは明るく両親と幸せに暮らしていたが、相手の心が聞こえる度にありのまま答えてしまったことから周囲から忌み嫌われ疎外されるようになり、最愛の家族まで家庭崩壊してしまい両親は離婚へと至ってしまった。その後、高校生になるまで転校する度に辛い経験を繰り返し、心を閉ざして周囲から距離を置いていたが、クラスで隣の席になった真鍋義久との出会いがきっかけとなり、彼のエッチな妄想に振り回されながらも徐々に心を開いていく。やがて、その力に目をつけた御舟百合子によって彼女が部長を務めるESP研究会に入部することになり、副部長の室戸大智とも知り合う。数日後、義久に片思いしている森谷ヒヨリは義久と両想いになった春香のことを逆恨みし、陰湿な虐めを始めるのだが結果的に義久に怪我を負わせてしまう。自分を責めたヒヨリは春香の優しさに触れ春香と和解しESP研究会に入部する。それから数日後、春香の住む町で連続殺人事件(アニメ版では連続通り魔事件)が起きる…。※年齢は作者の公式サイトにある「人物紹介」より。担当声優はイベント・DVD「マンガ★ライブ 2009 AUTUMN」 / テレビアニメの順。声優1人だけの記載の場合はテレビアニメ版のみであることを示す。この中で、小野崎絢香と真鍋義弘はテレビアニメ版では登場しない。ただし、真鍋義弘については、登場こそしないものの存在をうかがわせる描写はある(詳しくは彼の項を参照の事)。テレビアニメ版第1話の冒頭に登場するキャラクター。単行本第5巻から登場。2013年1月から3月まで中部日本放送(CBC)、TOKYO MX、サンテレビ、AT-Xにて放送された。原作の第1部から第3部(単行本の1巻から3巻の前半およびその間の番外編)までの内容を再構成したものになっており、第4部以降の人物は小野崎功(前述)以外は登場しない。テレビアニメ化にあたり、原作内ではあまり描かれていなかった春香の半生がプロローグとして詳細に描かれ、設定や内容も原作から多少変更されている。オープニング後の提供クレジットでは、琴浦町の風景や名所が背景に使われている。琴浦町のある鳥取県では放送されていないが、琴浦町のホームページには「ケーブルテレビ加入者はサンテレビで視聴可能」と案内されている。2015年6月現在、CBCが手掛けたテレビアニメ(深夜アニメ)の中で最も新しい作品である。公式サイトでテレビアニメ放送直前に配信された短編アニメ。全6話。
出典:wikipedia
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