『龍が如く OF THE END』(りゅうがごとく オブ ジ エンド、英題:")は、セガ(後のセガゲームス)より2011年6月9日に発売されたPlayStation 3用ゲームソフト。キャッチコピーは「伝説の男達 最後のケジメ」。2015年にはタイヨーエレックより、『パチスロ龍が如く OF THE END』と題してパチスロ化された。2010年9月9日にタイトルを発表。『4』と同様に主人公は4人となるが、シリーズ作品に既に登場している桐生一馬、秋山駿、真島吾朗、郷田龍司で構成され、新規の主人公は登場しない。『4』同様、ストーリー進行に合わせて主人公を交代するが、『4』とは異なり主人公のパラメータやアイテムは共有される。従来作と同様に俳優の起用もあり、的場浩司、杉本哲太、栗山千明、石橋蓮司、ピーターが新たに出演している。今作はゾンビ他、多数のクリーチャーが敵となり、ゾンビ役にテリー伊藤、デビット伊東、エスパー伊東がゲストとして参加している。その他のゲストとしては、セラピスト役としてファッションモデルの小森純が出演している。また、キャバクラ嬢もオーディションを行った上で7名が参加する。ストーリーは『4』の後の話ではあるが、今作はスピンオフタイトルのため、『4』後のパラレル的な位置づけであると思われる。2011年3月17日に発売を予定していたが、発売直前の3月11日に発生した東日本大震災の影響による諸事情で発売日が6月9日へ延期された。初回生産版はパッケージが箱仕様となり、名越監督のコメント及び「龍が如く がんばろう、日本!! ステッカー」を同梱することと売り上げの一部を日本赤十字社の東日本大震災義援金として寄付することも併せて発表された。予約特典としてシリーズの人気ミニゲーム「カラオケ」の楽曲をフルヴァージョンで収録したCD「龍うた 龍が如く KARAOKE BEST SELECTION」が付属。龍が如くシリーズ恒例の過去のPS3作のセーブデータ引継ぎによる特典は今作にも存在する。今作ではこれまでの最高難易度「EX HARD」を上回る難易度「OF THE END」が存在し、その難易度では完全な新規データからでしかプレイできないという仕様になっている。GREEの『龍が如くモバイル for GREE』と連動していたが、同サービスは2013年4月25日でサービスが終了したため、現在はオンライン接続により特典を受け取る形になっている。敵がゾンビということもあり、人体欠損が存在する作品でもあるため、シリーズ中もっとも残酷描写の高い作品になっている。本作に登場するカラオケ曲「MachineGun Kiss」は、『太鼓の達人ぽ〜たぶるDX』にコラボとして収録されている。曲中には桐生、秋山、真島、郷田、遥、キャバ嬢7人のミニキャラアイコンが登場する。2011年4月、東京・神室町。突如として出現した生ける屍・ゾンビによって町は未曽有の大混乱に陥る。これを鎮圧すべく自衛隊は神室町周辺に「壁」を設置するが、それは残された生存者さえも隔離する絶望の壁となってしまう。死者に蹂躙され、行き場を失う住人達。感染者と称されるゾンビに噛まれ、増え続ける歩く死体。アジア最大の歓楽街は、死者によって制圧されていく。本作最大の特徴。各主人公ごとに専用の銃器が割り振られている。また、街中で取得した銃器や爆発物を使用することもできる。この時は既存のサードパーソン・シューティングのような視点に切り替わり、敵を掃討していく。基本操作は自動照準でのプレイであるが、エイミングモードによる狙い撃ちも可能。ハンドガンのみが弾数無限となっており、その他の銃器に関しては弾薬を補充する必要がある。従来のヒートアクションは「ヒートスナイプ」と呼ばれるものに変わり、一度に多くの敵を殲滅するものや、パートナーと協力するものなどが用意されている。素手による格闘は蹴り技となっているが、スキルの取得によりタックルや弾き返しなどのアクションも可能となる。従来のような落ちている物や武器を拾っての攻撃は健在で、場合によってはチェイスバトルやシリーズ恒例の戦闘(ケンカアクション)になることがある。各パート(章の半分)をクリアすると戦績結果が現れ、成績によって取得する経験値が変わる。各項目はS、A、B、C、Dの5段階で評価する。評価の対象は、「クリア時間」「ゾンビ撃破数」「変異種撃破数」「被ダメージ」「命中率」「ヒートスナイプ撃破数」「ヘッドショット撃破数」であり、それを計算して総合評価となる「トータルスコア」で経験値がもらえる。ただし、フリーバトル(本編ストーリーに関わらない)で倒した敵、受けたダメージは加算されない。通常通りの雰囲気を持つ「通常エリア」と多数のゾンビが存在する「隔離エリア」の2種類に分けられる。序盤は通常エリアが広く占めているが、ストーリーが進むにつれて隔離エリアが拡大する。各主人公に通常エリアと隔離エリアと行き来するフリールートを与えられ、これを使いながらサブストーリーなどを進めることとなる。また、隔離エリアに取り残された店などの施設をゾンビから救出する「店舗解放バトル」があり、救出できれば利用することができる。ただし、コンビニは店内がひどく荒らされているため、救出できない。ガンショットバトルにおけるもう1つの要素。フリールートのみだが、特定のキャラクターを相棒として同行させることができる。相棒にするためにはそのキャラクターのイベントやサブストーリーを攻略する必要があり、キャバクラ嬢とコンビを組むことも可能。各主人公によって仲間にできるキャラクターは異なるが、物語が進行して合流すると自由な組み合わせが可能になる。本作では戦車などの車両系兵器、迫撃砲などの固定砲台系兵器、火炎放射器やチェーンソーなどの手持ち兵器等、様々な兵器が配置されており使用することが可能。中にはフォークリフトやピッチングマシーンなど、兵器とは呼びにくいものも配置されている。隔離エリアのマンホールが入口(各主人公によって場所が異なる)となる地下ダンジョン。入るたびに構造が変わる「自動生成ダンジョン」となっており、最深部には強敵が潜んでいる。最下層に無事にたどり着くと自動的に脱出し、報酬がもらえる。☆は旧作品に登場したことのあるキャラクター。『4』で主人公として登場した冴島大河と谷村正義は本作では会話の中でのみ登場し、谷村の現状は相変わらずに勤務中に麻雀をしている以外は不明であるが、冴島は商談のために中国に行っていることが判明する。また、以下の4人は、『バイナリー ドメイン』においてマルチプレイのDLCキャラクターとして登場している。サブストーリーなどをクリアすることでフリールートのみで、仲間として同行させることができる他、各キャラクターには親密度があり、共闘することで上がっていくが、戦闘不能状態にさせてしまうと下がってしまう。「タナトス」に感染してゾンビ化した神室町の住民達。生前は極道、ホームレス、警察官、ウェイトレス、サラリーマンなど様々である。ゾンビには牙が生える、肌の色が灰色がかる、目が赤く光る等の特徴がある。また、メタボのガスを吸ったり、サイレンや子どもの泣き声などを聞いたりすると凶暴化する。凶暴化したゾンビは多少の攻撃を受けても怯みにくくなり、更に防御力が上がる。人間を見つけると即座に攻撃を行ってくるが、噛みつきや打撃以外に、角材、バール、火炎瓶などの武器を使うゾンビもいる。ゾンビによって噛まれた人間は感染し、個人差があるが数分後やがて同じようにゾンビへと変貌してしまう。人間に噛みつく動作を行うのは捕食のためではなく、感染したときに快感が得られることを他者(非感染者)に伝えるためである(本来の目的は「タナトス」が子孫を残すため)。生前の記憶を持っているのか、ベンチに座っていたり、コンビニ前でしゃがみこんでたむろしたりする姿が見られる。また、前述の染谷や後述のイトウのように一部のサブストーリーよりゾンビ化しても人を襲わない個体が存在していることから自意識と理性が若干残っていると思われる。ゾンビが突然変異を起こして進化した特殊なゾンビ。死ぬと必ずアイテムを落とし、この中にはゲーム中に登場する武器の改造に必要なものも含まれる。通常のゾンビとは異なる能力を持つ異形生物。特殊な器具が埋め込まれていることから人造生命体であることが解る。名前は日本の伝承や妖怪に由来する。ほとんどの場合は体に赤く光っている部分が弱点である。
出典:wikipedia
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