『アニマライズ』(Animalize) はアメリカのバンド、キッスが1984年にリリースした12枚目のオリジナル・スタジオアルバム(オリジナル・メンバー4人が1978年にリリースしたソロアルバム、およびキッス・キラーズは除く)。
前々作『暗黒の神話』(1982年)、前作『地獄の回想』(1983年)と続いたグループのヘヴィメタル路線が結実し、1984年12月12日にRIAA公認プラチナ・ディスクを獲得。1977年のアライヴ2以来の売り上げを記録した。1984年4月にヴィニー・ヴィンセントに代わってグループに加入したマーク・セント・ジョンが参加した唯一のアルバム。
サウンド面では、前作で成功した「ポップでキャッチーなヘヴィメタル」路線をさらに推し進め、シングルカットされた「ヘヴンズ・オン・ファイヤー」("Heaven's on Fire")、「スリルズ・イン・ザ・ナイト」("Thrills in the Night")といったミドルテンポのナンバーをアルバムの看板に据える一方、「アイヴ・ハッド・イナフ」("I've Had Enough (Into the Fire)")、「アンダー・ザ・ガン」("Under the Gun")といったスピード・メタル・ナンバーもバランス良く配置され、全体にヘヴィな音づくりながらも非常にキャッチーなアルバムとなっている。キッス史上初めて、ポール・スタンレーによる単独セルフ・プロデュースで制作され、サウンド面では前作『地獄の回想』や次作の『アサイラム』("Asylum")がエッジの効いた硬質のサウンドであったのに対し、本作はリッチでぶ厚いサウンドでまとめられた。
ジーンシモンズは、映画「未来警察」の撮影のため本作の制作を途中で放棄した。
マーク・セント・ジョンは本作のギター・パートとジーンがやり残していったベース・パートの一部をレコーディングし、「ヘヴンズ・オン・ファイヤー」のPVにも登場したが、本作リリースに合わせてスタートした「アニマライズツアー」直前のリハーサル中に関節炎を発症、3回のステージでプレイしたのみでグループを脱退している(後任はブルース・キューリック)。
出典:wikipedia
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