ピノス・プエンテ（）は、スペイン、アンダルシア州、グラナダ県の自治体。灌漑による農業と、畜産が盛んである。かつてのアラブ時代の建築物が残っており、ピネーロス橋（Pineros）の名もその名残である。アラブ時代からある全長49.5mのピノス・プエンテ橋はガリにかかる橋で、ナスル朝の首都グラナダ（16kmほど離れている）へ入るための最後の要所として、キリスト教国とイスラム軍の係争地だった。アルフォンソ11世時代、セロ・デ・ロス・インファンテス（現在はピノス・プエンテの一地区）が発展した。1319年、ベガ・デ・グラナダの戦い（）でカスティーリャ王国・レオン王国連合軍はナスル朝に大敗を喫し、アルフォンソ王の指揮官フアン王子とペドロ王子が戦死した。自治体首長はアンダルシーア社会労働党（、略称PSOE-A）のホセ・エンリーケ・メディーナ・ラミレス（José Enrique Medina Ramírez）で、自治体評議員は、アンダルシーア社会労働党：11、アンダルシーア国民党（）：3、IULV-CA（、統一左翼の地域支部政党連合）：2となっている（2011年5月22日の自治体選挙結果、得票順）。ピノス・プエンテはグラナダ司法管轄区に属す。

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