城上町(じょうかみちょう Jōkami-Chō)は、鹿児島県薩摩川内市の大字。旧高城郡高城村大字城上、薩摩郡高城町大字城上、川内市城上町。郵便番号は895-0213。人口は1,443人、世帯数は656世帯(2011年4月1日現在)。城上という地名は妹背城(高城古城)の北方に位置していることに由来している。薩摩川内市の西部、高城川の上流域に位置している。字域の北方には阿久根市山下、鶴川内、南方には高城町、西方には陽成町、湯田町、阿久根市大川、西目、東方には東郷町藤川、田海町がそれぞれ接している。また、字域の中央には九州新幹線が南北に通っている。博多方面に向けては城上町から出水市高尾野町柴引までを結ぶ、第三紫尾山トンネルが貫通している。この第三紫尾山トンネルは難工事が予想されていたことから、九州新幹線鹿児島ルートにおいて最初に着工された区間である。それに沿って鹿児島県道341号吉川川内線が南北に通り、北部を鹿児島県道339号東郷西方港線が田海町から北方へ進み、薩摩川内市立吉川小学校跡地前の鹿児島県道345号下東郷阿久根線との分岐点で進路を西に変え西方町方面へ接続する。県道345号は北方に進み、阿久根市方面に接続している。南部には川薩広域農道が東西に通っている。高城川、小川、中間川、小幡川流域に水田が開けている。北方から宇都川路、吉川、下之段、下塚、中間、今村に多く集落が所在している。城上という地名は江戸期より見え、薩摩国高城郡高城郷(外城)のうちであった。江戸前期までは妹背城を中心に北方にあたる地域を上之村(現在の城上町)、南方にあたる地域を下之村(現在の高城町)と呼称した。妹背城に高城郷の地頭仮屋が置かれ、付近には麓が形成され、下之村が麓村と呼ばれるようになり、上之村は城上村と呼称されるようになった。村高は「加増目録」及び「天保郷帳」では1,013石余、「旧高旧領」では1,671石余であった。1889年(明治22年)に町村制が施行されたのに伴い、高城村の大字「城上」となり、1957年(昭和32年)に下東郷村が分割編入されることとなり下東郷村の大字田海の一部(喜藤太、阿手ノ木、亀割、塩水流、大浦、時吉、川越、戸川内、山下河原、六地蔵、案ノ木川原、松野、立花、野坂、村友、石田原、溝下、枇杷宇都、宇都川原、五色)が城上に編入された。1960年(昭和35年)に高城村が町制施行し、高城町の大字となった。その後1965年(昭和40年)には高城町が川内市に編入され、川内市の大字「城上町」となった。2004年(平成16年)に川内市などが新設合併し薩摩川内市となり、薩摩川内市の大字「城上町」となった。市立小・中学校に通う場合、学区(校区)は以下の通りとなる。
出典:wikipedia
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