アゼルバイジャン軍(アゼルバイジャンぐん)は、アゼルバイジャン共和国の国軍。総員10万3,500人、充足率は約85%である。約60万人の動員能力を有する。軍事費は、4億4600万米ドル(2011年時点)、対GNP比は2.85%(2009年時点)。アゼルバイジャンの軍事建設は、軍事ドクトリンに従い規定されることになっているが、今に至るまでミリー・メジリス(議会)により承認されていない。トルコ軍の援助の下、逐次NATO標準に移行しつつある。ナゴルノ・カラバフ戦争時、現地の自警団に基づき武装部隊が出現した。1991年10月9日に正規軍の創設が決定されたが、実現したの1993年末になってからだった。1998年5月22日、大統領令により、6月26日がアゼルバイジャン共和国軍創設記念日に制定された。アゼルバイジャン共和国軍は、陸軍、海軍、空軍の三軍種と国家(大統領)親衛隊から成る。職業制(志願制)への移行問題は進展しておらず、徴兵制度が施行されている。徴兵期間は、18ヶ月間(高等教育者は12ヶ月間)で、除隊後に3ヶ月間の補足訓練を受ける。アゼルバイジャン軍の将校の教育は、主としてバクーで行われている。その外、ゲイダル・アリエフ名称高等軍事学校、トルコのジャンダルマの支援により創設された教育センター「ガラ」でも行われている。軍医は、国防省医科アカデミーで教育される。NATOの平和のためのパートナーシップの枠内において、ハンガリー、ルーマニア、パキスタン、アメリカ、トルコ等に留学生を派遣している。特殊部隊を含む専門家は、トルコの援助の下、西側方式で訓練されている。また、戦闘機航空隊飛行士訓練センターが開校され、ウクライナ空軍の教官が訓練を実施している。1994年、平和のためのパートナーシップに加盟し、1996年に相互協力を規定する文書に署名した。2005年8月、イルハム・アリエフ大統領は、「NATOとアゼルバイジャンの個別的パートナーシップに関する行動計画」を承認した。NATOとの協力は、以下の3点に重点を置いている。その外、国連の平和維持活動のため、平和維持中隊が編成され、1993年9月以来、コソボ、アフガニスタン、イラクに部隊を派遣している。
出典:wikipedia
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