


和光市内循環バス(わこうしないじゅんかんバス)は、埼玉県和光市内を循環して運行されるコミュニティバスである。1993年に市役所を市内広沢に移転した際、鉄道駅からのアクセスが遠くなったことを理由に運行を開始した無料バスを前身とする。2001年にサービス内容(運行経路、運行時間、車両)の全面見直しを実施し、2か月の試行運行期間を経て、受益者負担の観点から有償運行へ移行した。有償運行開始当初は土曜日・休日は運休で片方向循環であった。2009年から2012年の間に運行内容の再度見直しが行われ、2013年に経路・時刻・運賃が全て変更された。和光市役所を起点に和光市駅南口を経由し、以降市内各方向へ向かう3コースが設定されている。いずれのコースも運行上は一方向循環扱いとなる、和光市役所→和光市駅南口→市内各コース→和光市駅南口→和光市役所の順序で運行される往復経路である。各コースいずれも第1便と最終便は土曜日・日曜日運休。北コース中央コース南コース和光市役所を起点に市内を南北各方向に循環する2経路が設定されていた。いずれの経路とも両方向循環である。各経路は両方向とも1日5本運行されていたが、2011年4月1日から北コース赤池先回り・南コース白子コミセン先回りは利用者僅少を理由に最終便が運休となっていた。北コース南コース市が2009年に過去3年間の平均として公開した数値による。市が2009年10月17日・18日に構想日本の協力で実施した事業仕分けに於いて、循環バスの運行については17日に議論され、結果、「民間」(民営化すべき)との評価が下された。この際、評価コメントとして「目的が明確でない」「交通対策なら市が関わる必要はない」「利用者を高齢者・障がい者に限定した福祉目的化を検討する必要がある」などが挙げられた。これに対し市は、2012年度中に全面見直しを実施することを柱として、改善の上、市で実施する方向性を提示している。和光市では2012年に循環バスの内容見直し案を発表し、同年1月にパブリックコメントの募集を行った。この結果を受けて、2013年4月1日以降、運行内容を以下の通り変更している。東武バスへの再移管時点では東武バス標準塗色の日産ディーゼル(現、UDトラックス)RNワンステップバス3台が使用されていたが、2009年にノンステップバスの日野・ポンチョロングボディ車2台に置き換えられた。この2台は2010年2月から、埼玉県立芸術総合高等学校の生徒2名がデザインした、市にゆかりのある清水かつらの作品をモチーフにした「みどりのそよ風号」と大石真の作品をモチーフにした「風信器号」のラッピングが施されている。
出典:wikipedia
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