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徳島市阿波おどり

徳島市阿波おどり(とくしましあわおどり)は、徳島県徳島市で毎年8月12日 - 15日のお盆期間に開催される踊りである。江戸開府より約400年続く日本の伝統芸能のひとつ。阿波踊り発祥の地である徳島県では8月になると各地で阿波踊りが開催されるが、その中でも突出した規模と知名度を誇る。人口約26万人の徳島市に全国から延べ135万人の観光客が集まり、旅行会社による観覧ツアーも多く組まれる。近年では東京をはじめする広い地域で阿波踊り大会が行われているが、徳島の有名連がそれらの技術指導に当たっているケースが多く、踊りの質の面でも他の追随を許していない。開演は18:00。徳島駅南側の繁華街一帯が18:00 - 23:00の5時間にわたって歩行者天国となり、全域が阿波踊り一色となる。また、昼間は市内のホールで公演が行われる(後述)ほか、夕方になると公園などでリハーサル風景を見ることができる。最終日は、全演舞場の公演が終了した後でも、暫くの間小規模な輪踊りをしている様子も見られ、夜通し街中には鉦と太鼓の音が止むことは無い。2014年8月12日の阿波踊り初日には、検索サイトGoogleのトップロゴが阿波踊りの女踊りを模したものに変更された。このロゴをクリックすると「阿波踊り」の検索結果が表示される仕組みだった。阿波踊りでは踊りのグループを連(れん)と呼ぶが、徳島市阿波おどりの参加連は2010年度で1000組に上る。街頭での飛び入り参加まで含めると総参加者数は10万人にもなるといわれている。そのうち踊りの技術のある「有名連」が40 - 45組、企業の社員やその家族で構成された「企業連」、学生による「学生連」、気の合う仲間が集まってできた連などがある。このうち企業連の参加数は景気の動向に左右されやすく、2005年までは減少傾向にあったが2006年からは再び増加傾向にある。企業連は古くから活動を続けてレベルの高い踊りをみせるものから素人同然の集団まで様々である。また、広報を兼ねて俳優やタレントなどの有名人を招致して場を盛り上げる企業もある。一方で学生連はサークル感覚の軽い気持ちで参加するケースが多く、それらのほとんどは踊りの質の面でも問題を抱えているとされる。特に東京大学連は過度の飲酒をして、他者に迷惑を掛けていても、平然としている動画が公表された事もある。2010年現在の主な有名連を以下に記す。"鳴門市の有名連も参照のこと"。上記有名連の内、徳島市阿波おどり振興協会と徳島県阿波踊り協会徳島支部所属の33連(2016年1月現在)は徳島市阿波おどり会館で行われている1年を通じての実演に参加している。阿波おどり開催期間中は徳島駅南側一帯に大規模な交通規制が敷かれ、広い範囲で歩行者天国となる。その中に「有料演舞場」「無料演舞場」の2種類の演舞場が設置される。さらに歩行者天国となった路上や広場では踊り子が勝手に踊る「輪踊り」が随所で繰り広げられる。また、市内の複数の屋内ホールで「選抜阿波おどり」が開催される。このうち「有料演舞場」と「選抜阿波おどり」は有料。チケットはコンビニ、電話、インターネットなどで買えるほか、当日券もコンビニや演舞場そばの売店などで購入できる。大通りが約100mに渡って演舞場となり、出場する連が途切れなく一方通行で踊り込んでくる。スタート地点とゴール地点は連の入退場口を兼ねているため可動式の柵が設置されている。歩道に当たる場所には大型の観覧用座席(桟敷)が設置される。第1部(18:00 - 20:00)と第2部(20:30 - 22:30)に分かれる。2004年に入場者数増を目指して指定席制、2部入替制、全国のコンビニエンスストアでの販売開始という大きな改革が行われた。また、2007年からは演舞場そばに売店を設けて当日券がその場で買えるようになった。有料演舞場のメリットは、質の高い踊りを鑑賞できる点にある。かつては順番さえ取れればどの連でも踊れる決まりであったため、踊る順番を確保するために前日から有名連・無名連を問わず演舞場で順番待ちをするのが当たり前であり、順番を巡っての口論も絶えなかった。その結果、有名連が踊れず一部の大学連・企業連が質の低い踊りを有料演舞場で披露するケースもみられ、「有料なのに素人の踊りを見せるのか」と苦情が寄せられていた。そのため現在は有料演舞場は有名連およびタレントを含む企業連が優先されるようになっている。これにより有料演舞場で質の低い踊りを見せられる可能性はほぼ無くなり、洗練された踊りもしくは有名人の踊りを鑑賞する事ができるようになった。桟敷の前列では踊り子1人ひとりの細かい動きを、後列では見事に同期した集団としてのパフォーマンスを楽しむことができる。そしてその部の最終の連が踊り込んできた際には観客に参加を促すアナウンスが流れるとともに退場口の柵が開き、入れ替えを兼ねた一般参加が可能となる。これは観光客を中心に非常に好評で、スムーズな入れ替えと踊り体験を兼ねた一石二鳥となっていることも評価されている。2010年の料金は下表のとおり。基本的に有料演舞場と同じ構造であるが桟敷の規模が小さい。スタート地点とゴール地点の柵が無いため、踊り子の出入りの邪魔にならない範囲内でどの方向からでも見物できる。規模が小さいため、どの座席からでも間近に踊りを見られるのが魅力である。有料演舞場と比べると大学連や企業連などが中心となるが、有名連も少なからず踊り込んでくる。但し有料演舞場が2部入れ替え制に対し無料演舞場は入れ替え無しで席も少ないため、直前に訪れても席の確保は困難である。そのため、開演数時間前から新聞紙や座布団を置いての席取り行為が横行している。また桟敷が低いため連の全体像を見るのには向いていない。歩行者天国となった路上、アーケード、公園、駐車場などでは連日随所で自然発生的に踊りが繰り広げられ、その周囲に見物の人垣ができて大いに盛り上がる。これはその客と踊り子たちの位置関係から「輪踊り」と呼ばれる。次の予定が特に決まっていなかったり(元々あまり決まった場所へ行くわけではない)、次の出場までの時間に余裕がある時に自発的に行われる。一般に5-15人程度の少人数で踊られることが多い。有名連が披露することもある。有名連とは別に輪踊りを得意とする小規模連もある。演舞場での踊りが大人数、隊列、一方向の「行進型」であるのに対し、輪踊りは少人数、自由奔放、ダイナミックさが特徴である。滅多に見られない形式の踊りや有名連のそのとき限りのオリジナルの踊りが見られることもある。年にとっては連が輪踊りでその年の踊りを終え解散式を行うこともあるほどである。そもそも阿波踊りが「『大規模連が』『演舞場で』『見せる』踊り」となったのは1970年代以降のことであり、観光客の増加で桟敷が大型化したことに伴うものである。それ以前を知る住民によると「昔はきちんとした演舞場などは特に設けられていなかった」「この時期になると道路が歩行者天国となり踊り広場として開放して行われていた」「浴衣は統一されておらずばらばらの連がおのおのの踊りを好きなように披露していた」という。この「輪踊り」には見物客が思わず踊りに参加したり、通りすがりの連が途中参加してゆくなど阿波踊りの原点とも言える姿が現在でも自然に見られ、往時のなごりを伝えている。徳島県民にとって阿波踊りがいかに身近なものであるかがよく分かる例である。そして、実際に踊ってみて、初めて阿波踊りの魅力が理解できるとも言われている。歩行者天国のほかにも、以下の「おどり広場」でもステージや輪踊りを目にすることができる。近年になって道路や国道が舗装された関係上、往時よりも狭くなっているという。近年は阿波踊り期間中の昼間に徳島市内のホールで「選抜阿波おどり」が有料で行われている。主に観光客を対象としており、徳島市阿波おどり振興協会と徳島県阿波踊り協会の2協会から有名連が日替わりで毎日それぞれ2 - 3連ずつステージ用の阿波踊りショーを披露する。光の演出などで街中とはまた違う楽しみがあり、雨の心配もなく冷房の効いた館内で快適に鑑賞できる。1回あたり70 - 80分のステージが一日2 - 3回ほど行われ、料金は1300 - 2000円。徳島県CATVネットワーク機構加盟16局の共同制作(主幹:ケーブルテレビ徳島)により『熱踊!阿波おどり』が放送されている。市内に特設ブースを設け、主要演舞場や街角の様子を県内ケーブルテレビ及びインターネットで生中継している。また、阿波踊りに参加している有名人が特別に出演する事がある。放送時間は4日間ともに19:00 - 22:00の間であるが、インターネットでは過去の放送を見る事が出来る。なお、この阿波踊り中継をモデルにしたと思われるシーンが映画『眉山-びざん-』の中で使われている。NHKでは1990年代にBSで生中継を実施していた時期があった。2000年代からはBSプレミアム(2010年まではBS-hi)で阿波おどりの期間中に踊りの様子などを収録、期間終了後に放送(放送自体ない年もある)。なお、総合では1958年に30分だけ生中継したときがあった。タレント等が、連に混じって登場することがある。特に高橋英樹や野々村真らは毎年のように参加している。また、大村崑は30年以上も大塚製薬の企業連に夫婦で参加し続けている。以下に2006年度の参加者を記す。アニメーション制作会社のufotable代表取締役で徳島県出身のアニメプロデューサーの近藤光が徳島にスタジオを新設する際、徳島市観光協会にアニメポスターの製作を提案。2009年、ufotableが製作したアニメーション映画『空の境界』のキャラクターを用いたポスターを制作した。その後もufotable制作のアニメーションの登場人物を用いたポスターが毎年制作されている。2009年にはこのポスターが盗難被害にあい、後に高値でオークションに出品される事件が起きた。2011年、東日本大震災復興支援として、ufotableを含む多数のイラストレーター達によるチャリティーポスターが販売された。この製作が切っ掛けとなり、徳島市にて大型アニメイベント「マチ★アソビ」が開催される。もともと徳島市内には阿波踊り以外にこれといった観光資源が無く、通年での収支を考えると宿泊施設を増やすことができない。その結果、阿波踊り期間中は宿泊施設が決定的に不足し、観光客の大半が22:30の演舞終了とともに徳島市を離れてしまう(徳島県商工労働部観光戦略局観光企画課)。このため観光客の数の割には地元への経済効果は薄い。特に本州四国連絡橋と四国の高速道路網の整備によって以下のような観光客の流れができつつある。なお、この期間中は徳島市に近い鳴門市、淡路島の宿泊施設も満室状態となる。有料演舞場の観客数はそのまま阿波踊りの事業収支に直結する。しかし阿波踊りにはもともと「誰でもどこでも参加でき、観覧できる」という特性があり、有料演舞場についても「どうしてお金を払って見なければならないのか」「街中と同じ踊りなのに料金が高い」などの反対意見がある。それどころか街中で見る方が臨場感が高いという意見すらあり、実際徳島県民のほとんどは有料演舞場で見る習慣が無い。2004年からチケット販売の改革が始まり(上記参照)、徐々に浸透してきたことから2006年以降はひとまず売上は安定しているが、依然として厳しい収支が続いている。たとえば2007年は開催日が平日寄りになったうえ無料演舞場や市内を周るツアーが多数組まれ、エリアの端にあり地理的に不利な市役所前演舞場では空席だらけになってしまった。このため、翌2008年度から市役所前演舞場の2部には有名連を集中させて売上の向上を図らざるを得なくなった。一方で「やっこ踊り」等のように場所を取るが見せ場のある有料演舞場向けの踊りもあり、今後は有料演舞場の価値をどのように上げてゆくかが課題である。

出典:wikipedia

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