


『大神伝 〜小さき太陽〜』(おおかみでん ちいさきたいよう)は、カプコンより2010年9月30日に発売された、ニンテンドーDS用ゲームソフト。PlayStation 2、WiiおよびPlayStation 3用ゲームソフトの『大神』の続編にあたる。日本国外版は2011年3月にそれぞれ発売された。前作同様、古代の日本をモデルとした「ナカツクニ」を舞台とし、日本画風の3DCGが特徴。ディレクターは松下邦臣。前作を制作したクローバースタジオが解散したため、今作では前作の開発スタッフとは異なり、別の開発スタッフが制作した。当時のディレクターであった神谷英樹はプラチナゲームズに所属したため制作に関与しておらず、かつてのスタッフもほとんどがプラチナゲームズに所属していったために開発環境が変わった今作では関わっていないが、唯一前作のBGMの作曲を担当した近藤嶺は引き続き今作でも新曲とアレンジを担当している。プラットフォームが据え置き機から携帯型ゲーム機に移行したため、容量の都合上、前作に存在したシステムが一部廃止ないし変更されている。前作で不可能だった難易度設定が可能となり、「一人前」と「ヒヨっ子」の2つが選択できるようになったほか、章ごとに変わる相棒が仲間として加わり、フィールド上の仕掛けや戦闘などで協力しながらプレイを進めることになる。前作のステータス強化のために用いた幸玉システムが変更され、すべて集めることで次周以降から隠し要素を使用可能にする「はぐれ珠」はイッスンが描いた「イッスンの傑作」に変更された。前作で語られなかった補完描写が存在しているが、設定に相違がある。また、前作の話に対しての説明が足りないため、前作をプレイしていないユーザーには理解しにくい箇所が所々存在する。かつて、ナカツクニと呼ばれる地は、ヤマタノオロチという怪物によって、かつてない脅威にさらされていた。危機的状況にあるナカツクニを救ったのが、剣士スサノオと神である白狼アマテラスだった。彼らの活躍によって、災厄をもたらす闇の元凶を倒し、信仰心を取り戻したアマテラスは、タカマガハラの安寧を取り戻すために旅立った。そして、この平和によって、人々は以前のような平穏な生活を取り戻した。しかし、9カ月後。両島原に安置されている菅原道真の墓が突如として暴かれたことを皮切りに、ふたたび妖怪達が出現し、ナカツクニが妖気に覆われた。新たな脅威にさらされたナカツクニを救うために、アマテラスの子・チビテラスが旅に出る。前作にも登場した筆しらべ画面にて特定の模様を描くことで様々な効力を発揮するシステム。前作では最終的に13種の筆業が使用できたが今作では12種に減り、内容も一部変更された。筆しらべを司る筆神は動物を模しており、今作では前作に登場した筆神(十二支)の子供たちが登場している。全てチビテラスと同じように白い体に赤い隈取りが施されている。また、各分神は器物を所持している。また、極神(ヒゲクジラ)と導神(ペンギン)はモデルとなった動物が日本伝来の十二支には含まれないが、クジラはペルシャ文化の十二支において龍の代わりに存在し、ペンギンは鳥類という点で酉と共通する。前作にも登場した妖怪を倒すための装備品。鏡・剣・勾玉の三種類があり、状況に応じて使う神器を変えることが重要になる。今作では薬師村で一定の条件を満たすことで使えるようになる鍛冶屋で神器を強化することができる。ただし、強化すると強化前の神器は使えなくなってしまう。また、前作にあった表装備と裏装備のシステムは廃止されている。攻撃は打撃。初期装備のためクセがなく連続で攻撃が決まりやすい。強化することで攻撃回数が増加する。攻撃は剣による剣撃。溜め技は威力が高く、大きな痛手を与えられる。他の神器よりも攻撃スピードが遅いため、一体一の戦いの方が良い。攻撃は勾玉を鞭のように振り回す連続攻撃。一撃の威力は低いが、連続攻撃で痛手が追加され多段攻撃になる。攻撃時、チビテラスの動きが止まってしまうため隙ができやすい。前作と比べて今作では、日本神話や自然にちなんだキャラクターが少なくなっている。今作ではボスキャラクターである大妖怪、一般妖怪と小妖怪が敵キャラクターとして登場する。大妖怪(ボス)と一般妖怪は前作同様に戦闘画面へと移行したのち戦闘となるが、小妖怪は遭遇しても戦闘画面にはならず、フィールド上を徘徊しているだけで一般妖怪と比べると体力はかなり低い。
出典:wikipedia
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