榊原 徹（さかきばら とおる）は、日本のクラシック音楽の指揮者。東京都出身。東京芸術大学音楽学部器楽科（トロンボーン）卒。トロンボーンを伊藤清、永濱幸雄、アロイス・バンブーラ（Alois Bambula）に、指揮を松尾葉子、ルドルフ・ビーブル（Rudolf Bibl）に師事。(有)東京テアター所属（代表）。1989年に渡独し西ベルリンに在住。ベルリン放送交響楽団（現在のベルリン・ドイツ交響楽団）、ベルリン交響楽団をはじめ、室内楽、教会音楽、現代音楽の分野においても指揮活動を行い、モンテプルチャーノ国際芸術祭（）等に出演。1991年に帰国すると、オーケストラの指揮や音楽監督を中心に活動。主に舞台芸術、特にオペレッタの分野を得意とし、ハンガリー、オーストリア、日本で、ルドルフ・ビーブル、ヴァーラディ・カタリン（Varadi Katalin）の助手も務める。日本オペレッタ協会音楽監督、新国立劇場合唱指揮者、ウィーン国連オーケストラの日本音楽監督など。2010年現在、オペラシアター歌座、結アンサンブル、東京歌劇座、東京劇場管弦楽団等の音楽監督と指揮者、狛江市文化事業団理事を務める。

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