


カーウェンズ・ベイ・バルブ("Curwen's Bay Barb"、別名ペルハムズ・ベイ・バルブ Pelham's Bay Barb)は、サラブレッドの始祖の一頭で、1698年ごろイギリスに輸入されたバルブ系種牡馬である。サラブレッドに対する遺伝的影響は4.2パーセント(異説によると5.6パーセント)であるが、この数値はRuby mareと並び、すべての基礎繁殖馬群のなかでGodolphin ArabianとDarley Arabianに次ぐ高い影響力を持つ。その生涯は極めて不明瞭であり、Taffolet Barbやthe Lowther Bay Barbと同一馬であるとも言われる。もともとはモロッコ王イシマエルからフランス王ルイ14世へ贈られたものだったが、ヘンリー・カーウェンがイギリスへ送ったものという。交配相手は限られていたが、Mixbury Galloway、Hip、Creeping Molly、Monkey、Brocklesby Betty(23号族基礎)などを出した。このほかにも9号族や、12号族、18号族の基礎牝馬となったものがおり、Partner(母父)、Crab(母母父)、Herod(4代前)、Matchem(4代前)の血統中にも見つけることができる。また、別の始祖、Alcock Arabianの実父という説もある。
出典:wikipedia
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