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AG-600 (航空機)

AG-600は、かつてJL-600(、中国語:(繁体字:)と呼称された中華人民共和国の中国航空工業集団公司が開発中の多用途飛行艇である。2008年に北京で開かれた『中国航空工業成果展覧会』において、『2009年度からの研究項目』との出展名で展示されたパネルにて発表された機体で、1970年代中盤に開発されて中国海軍で運用されている水轟五型(SH-5)多用途飛行艇の後継として開発されているとされる大型飛行艇である。2011年に北京で開催された『国际救灾装备展』(国際災害救難装備展示会)での展示によれば、JL-600は水上を滑走しながら20秒以内に12トンの水を機内のタンクに給水し、消火用水として空中放水することが可能であり、その他にも最大で50名を救助して収容でき、救急車や救命ボート、屋外治療設備等の大型救急機材を搭載して輸送することが可能な他、大量の緊急救難装備や医薬品を積載・輸送することができるとされ、水陸両用の救難機、及び緊急災害対策機としての需要を主眼として国際的に売り込みを図って行く予定である、としている。尚、機体名称は2014年頃より「AG-600」とされている。2009年1月には、中国の大手銀行10行が、中国航空工業集団公司に対して今後10年間で合計1,760億人民元の融資を行うと発表しており、JL-600の開発はこの融資を受けて開始される新型航空機開発計画の最初の一つとなる予定で、2009年2月に中国航空工業集団公司が発表したところによれば、珠海市に新たに建設される航空機の設計・組立工場において、総額30億人民元を投じ、4年内にJL-600の初飛行を実現させる計画である。同年9月5日には珠海市において中国航空工業集団公司よりJL-600の開発計画の開始が正式に発表された。この発表会ではJL-600は大型の消火/救助用水陸両用航空機とされ、最大離水重量60t級の機体であり、世界最大の水陸両用航空機となるとの解説がなされた機体の完成予想模型が展示されていた。機体形状は中国初の飛行艇であるSH-5を踏襲していて、機体前部底面形状の消波装置などは日本の新明和製飛行艇を意識した設計となっている。しかし、新明和の飛行艇で採用されているBLC装置やSTOL能力はなく、エンジンがロシア製のIl-18で使用されたAI-20の中国内ライセンス生産のWJ-6を使用予定のため、機体規模に対して出力が弱く、計画滑走距離が長くなり実用的に外洋運用可能か未知数なところもある。AG-600は公安部が洋上哨戒/漁業監視任務に、交通部が海上救難任務に、林業部が消防任務にそれぞれ導入する計画を進めており、海軍も老朽化の進むSH-5の後継として海上救難型の導入を計画しているとされている。また、領域主張している南シナ海で将来的に運用するという話が出てきている。2015年4月には既に17機受注したと発表された。まだ海外ユーザーはいないが、マレーシアやニュージーランドなど多くの島を持つ国がAG-600に関心を表明していて、日本が多用途飛行艇として開発したUS-2やロシアのBe-200と競合している。

出典:wikipedia

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