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2010年の日本シリーズ

2010年の日本シリーズ(2010ねんのにっぽんシリーズ、2010ねんのにほんシリーズ)は、2010年10月30日から11月7日まで開催された中日ドラゴンズと千葉ロッテマリーンズによる第61回プロ野球日本選手権シリーズである。ロッテは「プロ野球史上最大の下剋上」を合言葉に、史上初めてリーグ戦3位からパ・リーグのクライマックスシリーズを勝ち上がった(ロッテはもリーグ2位からプレーオフを勝ち上がって日本シリーズに出場しているが、このときはプレーオフ突破球団がリーグ優勝チームという扱いであった)。一方の中日は、セントラル・リーグはリーグ戦を優勝しセ・リーグのクライマックスシリーズでも勝利した。中日対ロッテの日本シリーズは1974年の日本シリーズ以来2度目。以来5年ぶりに屋外球場で開催となった。ロッテは全7試合で76安打をマークし、これは7試合制シリーズのチーム最多安打新記録となった。ロッテが4勝2敗(1分)で5年ぶり4度目の日本一達成。中日の落合博満監督とのロッテOB対決を制したロッテの西村徳文監督は就任1年目で日本一となり、初年度での日本一は史上9人目。今シリーズの入場料収入は12億5457万円。選手・監督らへの分配金はロッテが9877万4884円、中日が6584万9923円。球団への分配金は両球団とも2億8838万6934円であった。試合開始時刻はナゴヤドーム開催分がすべて18:10、千葉マリンスタジアムでは第3・5戦は18:30、第4戦は18:15。パ本拠地(千葉マリン)で開催された第3・4・5戦は、指名打者制を採用して行われた。雨天等による中止の場合、当初は例年通りに第5戦まではその球場で1日ずつ順延で第5・6戦の間の移動日なしとしていた。ところが、ナゴヤドームでの第1・2戦開催予定日付近に台風14号の接近が予想され、この年は地上波の全国テレビ中継のない試合が最大3試合(第1・2・5戦)あることを踏まえ、第2戦までに中止があった場合には第2・3戦の間の移動日なし(第5・6戦の間の移動日はあり)と10月28日に変更した。しかし、第1戦から第5戦までの最大5連戦となる可能性があったものの、台風の影響が軽微だったため日程変更は行われなかった。第7戦で中日が勝利または引き分けの場合には、第7戦までの対戦成績が中日勝利なら両チームともに3勝3敗1分け、引き分けの場合はロッテの3勝2敗2分けとなるため、以来シリーズ史上2度目となる「第8戦」が翌11月8日にナゴヤドームで開催されることになっていた。決着が9戦目以降にもつれ込んでいた場合、11月9日を移動日として、11月10日に千葉マリンスタジアムで「第9戦」が開催されることになっていた。ロッテは2回表二死二塁から大松の適時二塁打で先制、その裏中日は和田と谷繁のソロ本塁打2本で逆転。ロッテは3回表、清田のソロ本塁打と今江の適時打で再び逆転すると、6回表には西岡の適時打、7回表には井口のソロ本塁打で5対2として勝利している。中日は1回裏、和田の適時打、谷繁の押し出し四球、大島の2点適時二塁打で4点を先制、2回裏、和田の2点適時二塁打と野本の適時打で3点を追加7対0とし、3回裏にも荒木の適時打とブランコの2点適時打で10対0とした。ロッテも4回表に今江の適時打で1点を返すが、試合は12対1で中日が勝利し、ロッテの日本シリーズでの連勝は8でストップした。3回表、中日は1死一、三塁から荒木の犠飛で先制、その裏ロッテはサブローの適時打で同点とし、4回裏には清田の満塁走者一掃適時三塁打と井口の適時二塁打で逆転し5対2とした。7回裏、今江と福浦の連続犠飛で7対2として。ロッテの先発の渡辺俊介は被安打5、1失点、97球で2005年の第2戦に次いで日本シリーズ2試合連続2度目の無四球完投勝利。日本シリーズで2試合連続の無四球完投勝利は史上初。シリーズで2度の無四球完投は史上3人目。ロッテが3回裏、西岡の適時二塁打と井口の2点本塁打で3点を先制。中日は4回表、和田の適時二塁打と野本の犠飛で2点を返し、続く5回表には井端の併殺打の間に三塁走者が帰って試合を振り出しに戻した。ここから試合は膠着状態に入り、両チームとも得点圏に走者を進めても決定打が出ないイニングが続き、9回を終わって3-3の同点で今シリーズ初の延長戦に突入した。ロッテは10回裏、一死満塁・一打サヨナラの好機を作ったが、福浦が三直併殺に倒れて無得点。対する中日は11回表二死二塁から大島が前進守備の中堅・岡田の頭上を越える適時三塁打を放って勝ち越し、その裏を高橋・岩瀬が抑えて長時間の試合に決着をつけた。両チーム先発の唐川・山本昌はともにピリッとしない投球内容で、唐川は3回1/3で2失点、山本昌は3回3失点でそれぞれ降板。両チームともに早いイニングから継投に入ったが、2番手以降の投手が踏ん張りを見せて緊迫感の漲る試合を演出した。なお中日先発の山本昌は日本シリーズ出場選手の最高齢記録を更新し、また4時間41分の試合時間はシリーズ史上3番目(第4戦終了当時)となる長時間試合。ロッテは千葉マリンスタジアムを本拠地とした1992年以降、同球場での日本シリーズ初の敗戦。なお山本昌にとってこの試合が現役最後の登板となったが、この試合でも勝ち投手になることはできず日本シリーズで勝ち投手になる事は一度もできなかった。中日は1回表一死二・三塁から和田の犠飛で先制するが、ロッテがその裏、一死満塁から今江の2点適時二塁打を皮切りに3連続適時打で4点を奪って逆転に成功。4回裏にはサブローの2点本塁打、5回裏には西岡の犠飛と清田の2点適時打で追加点を重ね、先発全員安打の15安打10得点。試合の前半で大勢を決めた。ロッテの先発ペンは立ち上がりに失点したが、5回1/3を2失点にとどめ、その後は大量リードをバックに4投手の継投でまとめた。中日はレギュラーシーズンからほぼ1ヵ月ぶりの先発となった中田賢が5回で被安打13、9失点の大炎上。打線も先制しながらロッテの投手陣を攻めあぐね、6回表にブランコの適時二塁打、8回表には再びブランコが2点本塁打を放ったものの、反撃もここまで。ロッテは5年ぶりの日本シリーズ制覇に王手をかけた。またロッテの清田は5回裏の2点適時打で今シリーズ通算6打点とし、上川誠二(・中日、現ロッテコーチ)以来となる新人選手の最多打点記録に並んだ。延長15回・規定により引き分けロッテが1回表二死二塁からサブローの適時打で先制するが、中日はその裏一死二塁から森野の適時二塁打で同点に追いつく。2回以降は両チーム先発の成瀬・チェンがともに素晴らしい投球で好機が作れないままイニングが進んだが、中日は6回裏一死一・二塁からブランコの適時二塁打で勝ち越しに成功。8回から勝利の方程式に入った中日だったが、2番手の浅尾が8回表二死二塁からサブローに同点適時打を許し、9回を終わって2-2の同点。第4戦に次いで今シリーズ2度目の延長戦に突入したが、ロッテは11回表の勝ち越し機を逸し、中日は10回裏から14回裏まで5イニング連続で得点圏に走者を進めながら、その全てで無得点に終わる拙攻の連続で、結局延長15回引き分けに終わり、優勝の行方は第7戦以降にもつれ込むこととなった。日本シリーズの引き分け試合は第1戦(西武 2-2 広島)以来24年ぶり史上7度目。また5時間43分の試合時間はシリーズ最長時間試合の、延長15回はシリーズ最長補回試合の、両チーム出場選手合計44名はシリーズ一試合での出場選手のいずれも新記録。中日の16残塁、両チーム合計24残塁はいずれもシリーズタイ記録。また延長戦の制度が以後の「時間無制限・第7戦まで延長18回(ナイターは15回)まで」というルール改正がなされてから、延長制限イニングを全うしたのは今回が初となった。ロッテが1回表、井口の適時打とサブローの犠飛で2点を先制したが、中日がその裏に森野と野本の適時打と谷繁の犠飛で3点を奪って逆転し、2回裏には大島の適時打で、3回裏にも荒木の犠飛と大島の適時打で4点リードとし、試合の主導権を握ったかに見えた。ロッテは4回表に岡田の適時打で1点を返すと、5回表には中日2番手の河原を攻略し、今江の適時打と里崎の2点適時打で同点に追い付き、7回表には2死から安打と和田の悪送球、ネルソンの暴投で三塁まで進んだ今江を金泰均の適時打で返して勝ち越し。ロッテは9回裏に守護神・小林宏を投入するが、後のない中日は先頭の和田が左中間を破る三塁打を放つと続くブランコがセンターへ犠飛を放ち試合を振り出しに戻し、2試合連続となるシリーズ3度目の延長戦に突入した。中日は9回表から登板していた5番手・浅尾が踏ん張ったが、4イニング目となる12回表、ロッテは先頭の今江が四球で出塁、前の回から登板していた投手の伊藤が犠打で二塁に進め、二死後岡田が右越え適時三塁打を放ち再び勝ち越し。ロッテは伊藤がこの裏も登板、最後は代打藤井を遊ゴロに打ち取り、5年ぶり4度目の日本シリーズ制覇となった。地上波放送については、第1・2・5戦の全国中継が行われなかった。日本シリーズの地上波全国中継のない試合が出た事例は、テレビ放送のネットワークが確立された1960年代以降では初めてである。また、地上波での全国中継がない試合についてはNHK衛星第1テレビ及びJ sports 2で補完された。なお岩手県・宮城県・福島県を除き、アナログ放送での中継は本大会が最後となった。本大会の始球式には中日、ロッテ両チームに関係する人物(OB、監督経験者ら)が登板していた。

出典:wikipedia

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