福山 博之(ふくやま ひろゆき、1989年3月27日 - )は、東北楽天ゴールデンイーグルスに所属する島根県雲南市出身のプロ野球選手(投手)。雲南市立大東中学校で二塁手として県大会優勝、島根県立大東高等学校で硬式野球部に所属する。二塁手として1年春からレギュラーとなり、2年秋に県大会3位で中国大会へ出場しているが、甲子園出場経験はなかった。大阪商業大学に一般入試で進学すると、二塁手から投手へと転向し、1年生の秋季リーグで初登板。高校時代は投手をやっていたと嘘をついての投手転向であった。投手に転向直後のストレートの最速は128km/hであった。大学近くの公園でたまたま知り合った老人から(後に金城龍彦の叔父と判明)指導を受け球速がアップしていった。3年のの春季リーグで3勝0敗、秋季リーグではエースとして登板し6勝3敗の成績で記者クラブ賞とベストナインを受賞した。4年のの春季リーグ戦は防御率1.82と好投を見せるが3勝5敗に終わった。秋季リーグでは9試合で4勝2敗をマークし最優秀投手にも選ばれた。通算46試合に登板し17勝11敗、防御率1.67、176奪三振だった。2010年度のプロ野球ドラフト会議で、横浜ベイスターズから6巡目で指名。契約金2,000万円、年俸740万円(金額は推定)という条件で入団した。背番号は45。2012年11月26日に、投手として東北楽天ゴールデンイーグルスと契約したことが、球団から発表された。背番号は64。福山は171cmと小柄で華奢だが、ティム・リンスカムのフォームを参考に左足を胸の高さまでダイナミックに上げ、体を目いっぱい使ったオーバースローから最速150km/hの直球を投げる。変化球の主な持ち球は、スライダー、チェンジアップである。その一方で、横浜時代に野手への転向を打診されたほどの俊足の持ち主であった。楽天移籍後の2013年には、公式戦で代走に起用される前日(10月11日)の練習において、俊足で知られるキャプテンの松井稼頭央に30m走で勝ったほどである。50m走のタイムについては諸説あり、6秒前半、元チームメイトであった高森勇気によれば6秒を切るとされている。福山がプロを意識し始めたのは大学4年の春で、入学当初は指導者への道を考えていた。またプロ志望届提出後は、プロから指名されなかった際について「田舎に帰って、畑でも田んぼでもする」と並々ならぬ決心を固めていた。大学で投手に転向する際に二塁手と迷っていたが、友達に相談した結果、「投手」と言われたために決断した。福山の父親は、福山の性格について「昔からリードオフマン的な性格で、場を盛り上げることが多かった」と評している。また投手になれば「目立つ事ができる」からという理由もあって転向したという。愛称はサブちゃん。横浜への新入団発表では「鼻の穴が大きいので、北島三郎に似ています。『ハマのサブちゃん』と呼んでください」と発言し、会場を笑いの渦に巻き込んだ。これには加地隆雄球団会長も「その元気のよさを待っていました」と大喜びされた。ちなみに福山が同球団への在籍中には、北島の代表曲である「まつり」を登場曲に使っている。
出典:wikipedia
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