『映画 プリキュアオールスターズDX3 未来にとどけ! 世界をつなぐ☆虹色の花』(えいが プリキュアオールスターズデラックススリー みらいにとどけ!せかいをつなぐにじいろのはな)は、2011年3月19日公開のアニメ映画。プリキュアシリーズの歴代作品のクロスオーバー作品の第3作目かつプリキュアシリーズの映画作品の第10作目。『プリキュアシリーズ』映画10作記念作品。『プリキュアオールスターズDX』シリーズ自体では3作品目となり、『スイートプリキュア♪』にとってはスクリーンデビュー作にあたる。本作は第1弾から続く「プリキュアオールスターズ三部作の最終作」とされている。『ハートキャッチプリキュア!』のキュアサンシャイン・キュアムーンライト、そして『スイートプリキュア♪』のキュアメロディ・キュアリズムが初登場し、合計21人のプリキュアが出演する。最終作ということもあり、オールスターズシリーズの集大成として歴代の劇場作品の世界やゲストの宿敵などを登場させ、「シリーズ史上最大のスケール」にすると公式サイトの解説で謳われている。また第1作同様各シリーズの怪物もネガトーン以外すべて登場する。プリキュア達は従来のパートナーと離れ離れにされ、ピンク、ブルー、イエローという三組に分かれて各映画の異世界に飛ばされてしまう展開となる。また、前作における主に『ハートキャッチプリキュア!』をメインにした展開とは異なり、「旅立ち」をテーマとした作品になるといい、今までは少なかった各シリーズの垣根を超えたキャラクター同士が絡むシーンを増やしている。音楽は前作までとは異なり、佐藤直紀が単独で担当する。佐藤がプリキュアシリーズで音楽を担当するのは『Yes!プリキュア5』シリーズ以来である。これまでの『DX』シリーズでは佐藤の音源に関しては過去作の流用だったが、本作では過去作のモチーフを散りばめた集大成とされる新規楽曲が用意され、収録は佐藤のこだわりから各パート別録りではなく同時録音で行われた。(全て新作BGMというわけではなく、かつて担当していたプリキュア5GoGoまでの流用は存在する。)そのため、上映当時放映中の『スイートプリキュア♪』の音楽を担当している高梨康治はクレジットされない。東日本大震災の影響で休館や営業時間短縮もあり全体の興行収入も落ち込んでいる中、2011年3月19、20日初日2日間で興収は1億3,534万6,300円、動員は12万4,115人になり映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)で初登場第3位となった。5月までに総興行収入10億円を達成し、観客動員数も過去最高の92万人超を記録している。次作以降は過大な人数増加により全員での声付きの出演は難儀が生じる為、『プリキュアオールスターズ』としての全員での声付きの出演はこれが最後になった。また、松来未祐は2015年10月27日に死去したため、事実上、松来がチョッピの声を担当する最後の作品となった。上記のように、『プリキュアオールスターズDX』シリーズは本作で終了したと明言されたが、翌年に新たな作品として『プリキュアオールスターズNewStage』と題された新作が公開されることが決定した。幼馴染みである北条響と南野奏は、妖精のハミィと一緒にオープン初日の巨大ショッピングモールへやって来たが、途中でハミィとはぐれてしまう。その後二人はハミィを見つけることができたが、来海えりか主催のファッションショーに乱入してしまう。そんな最中、おもちゃの国やデザート王国といった別世界の建物や住人が出現する。さらにかつてプリキュア達を苦しめた強敵達が、ブラックホールの闇の力で蘇って、世界を繋ぐ奇跡の花「プリズムフラワー」を枯れさせて世界を暗黒化させようと企んでいた。敵の策によって異世界に飛ばされたプリキュア達は、いつものパートナーや仲間から引き離されてしまい、強敵達が作り出した世界にそれぞれ招かれてしまう。最初は息が合わず混乱し、苦戦するプリキュア達だったが、自分の仲間達を信じあう心を取り戻すと反撃を開始、全員元の世界へと帰還する。元のパートナー達と再会したプリキュア達は、強敵達をそれぞれ撃破するが、ついに真の敵ブラックホールが姿を現した。地球を覆いつくさんばかりに現れたブラックホールは、プリズムフラワーを奪い、さらにプリキュア達から戦う力を失わせた。絶望的な状況下の中、プリズムフラワーの最後の力を使い、人間と妖精の世界の繋がりを断つ代わりにブラックホールを倒すという最後の手段が提示される。別れを惜しんで決断出来ないプリキュア達だったが、響の決断の声を聞いた皆は、断腸の思いでその作戦を受け入れる。最後の変身を行い、パワーアップして復活したプリキュア達は、ブラックホールを倒すために全ての力を解き放ち、そしてついに撃退することに成功する。しかし、そこには妖精達とミルキィローズ(ミルク)の姿はなく、悲しみを堪えたり泣き崩れたりする20人のプリキュア達しかいなかった。数日後、響や奏らが遊んでいるとプリズムフラワーの種が芽生えて世界が再び繋がり、妖精達はプリキュア達の元へと戻っていくのであった。登場キャラクターの基本情報は各作品参照。本項ではオリジナルキャラクターなどを除き、主に本作での立ち位置を示す。「プリズムフラワー」を探すためにプリキュアたちの前に姿をあらわす、かつての敵たち。全員がこれまでのレギュラー映画に登場した敵である。ブラックホールが邪悪な心のみを再現して生みだされた存在として設定されており、全員瞳(あるいは目全体)が赤くなっている。前述のとおり、敵だったときの心のみを再現したため、原作の本編中で改心したムシバーン、トイマジン、サラマンダー男爵の3人も、プリキュアと敵対している。基本情報は各映画記事参照。プリキュアたちを3つの世界にバラバラにとばし、パートナーと引き離させてペースを狂わしたプリキュアたちを苦戦させる。最終的にはブラックホールに吸収された。ブラックホールが再現した、これまでのシリーズに登場した怪物キャラクター。同個体を含め大量に出現し、本編で登場した怪物はほとんど登場する。今作では敵の罠によって3組のチームに分断されてしまい、各作品のプリキュアが混合して戦うことになる。また、それぞれチームごとにそれなりの長短を持っている。プリズムフラワーによって力を得て変身したプリキュア。前作のキュアレインボーと同様であるが、一部変更された者もいる。スイートプリキュアは本作が初登場。なお、ここで記す前作とはDX2を指す。名称は本編で名前が明らかになっているものを除き、DX2のものと同様のものを使用する。
出典:wikipedia
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