マイケル・ハッター("Michael Hutter"、1983年3月18日 - )は、アメリカ合衆国のプロレスラー。オハイオ州ウィロビー出身。2002年、地元であるオハイオ州の団体であるMCW("Mega Championship Wrestling")にてデヴィアント("The Deviant")のリングネームでプロレスラーデビューを果たす。デビュー後、NEPW(New Era Pro Wrestling)やAIW(Absolute Intense Wrestling)を中心に活動。2006年5月28日、AIW Absolution 1にてAIWアブソリュート王座を保持するヴィンセント・ノッシングに挑戦して勝利し、ベルトを奪取した。2007年、WWEの傘下団体であるOVWにてマイク・ハッター("Mike Hutter")のリングネームで参戦。2008年にOVWがWWEとの関係を解消。しばらくOVWに所属し、2009年2月にFCWへと移籍。移籍後、エイブラハム・ワシントンを守るSPのギミックであるエージェント("Agent")になりコミック路線に走るも、2010年になってデリック・ベイトマン("Derrick Bateman")にリングネームを変更し、トップ戦線へ乗り込む。7月にジョニー・カーティスとタッグチームを結成し、フニコ & エピコからFCWフロリダタッグ王座を奪取。9月にFCWフロリダヘビー級王者であるメイソン・ライアンと抗争を開始。同月19日にはシングルのノンタイトルマッチを行い、カーティスのフォローに助けられ勝利した。2010年12月、NXTのシーズン4にルーキーとして参加。プロは同じくNXTのシーズン1出身であるダニエル・ブライアン。いろいろと勘違いしているアニメ好き、いわゆるオタクというWWEにしては珍しいギミックながら、トペやプランチャといった空中技を披露し、第3位となった。2011年6月、それまでのNXTで脱落したレスラーたちが再び頂点を目指すシーズン5にて、第18週目(出場者が2人にまで絞られた回)にいきなりあらわれ、ルーキーでありながら入場曲とタイタントロンが用意されているなど好待遇での途中参加という形で登場。シーズン4と違い、ナルシストなヒールとしてキャラクター付けがなされており、師匠であるダニエル・ブライアンからも愛想を尽かされた。終盤にはダレン・ヤングとタイタス・オニールとのSmackDownへの出場権を賭けた3つ巴戦に勝利するも、SmackDownにはほとんど出ることなく、ヤングやタイソン・キッド、さらに自身の手引きでNXTに復帰したマキシンと行動することが多い。11月、パートナーしてジョニー・カーティスと組む。しかし、カーティスがベイトマンの婚約者であるマキシンに言い寄り、また一度デートした事実がある為、カーティスとは不仲になり、同じヒールながら抗争を始め、マキシンをとどめようとするがカーティスの裏工作の為に12月27日のNXTでの対戦に勝利したにも関わらずマキシンを奪われてしまった。2012年1月4日、ラスベガスにてカーティスとマキシンの結婚式に殴りこみ、カーティスの卑怯な工作をマキシンに伝え、寄りを戻してベビーターンした。ベビーターン後、相変わらずカーティスの工作は続き、それに引っかかりヒステリックになったマキシンに見切りをつけカーティスの工作に巻き込まれたケイトリンと付き合うようになる。ストーリー上の人間関係のゴタゴタに巻き込まれ、ケイトリンとも不仲になりそうだったものの、シーズン5の打ち切りによってストーリーは終了した。NXTシーズン6ではFCWとNXTが統合して内容が一新されたため状況が変動したが、カーティスとのライバル関係を継続させて出場。また、RAWとSmackDawn!でもダークマッチに出場し、The USA Guyなるギミックで出直しを図るが膝を負傷して欠場。復帰後、新生NXTの初代NXTタッグ王座争奪トーナメントにてアレックス・ライリーとタッグを組んで出場したが一回戦で敗退した。2013年5月17日、WWEから解雇となった。WWE解雇後、リングネームを本名名義にして古巣であるAIW(Absolute Insane Wrestling)を始め、NWA加盟団体であるFUW(Florida Underground Wrestling)やPWS(Pro Wrestling Syndicate)といった団体に参戦。2013年9月26日、TNAにてイーサン("Ethan")なるギミックでプロモーションを行い、契約を交わして入団したことを発表。10月10日、iMPACT WrestlingにてTNAの社長であるディクシー・カーターの甥というギミックになり、リングネームをイーサン・カーター3世("Ethan Carter III")へと変更してプロモーションを行った。同月20日、TNAの年間最大規模のPPVであるBound For Glory 2013にてデビューし、ノア・ファーナムと対戦してワン・パーセンターを決めて秒殺勝利を飾る。11月7日、デューイ・バルネスと対戦してこの試合でも秒殺勝利。そして同月14日にはファーナム & バルネスとハンディキャップマッチを行い完勝すると2人を練習相手にする事を任命した。同月よりロックスター・スパッドをマネージャーに従えるようになり、TNAのオールドスターであるシャーク・ボーイ、カレーマンだけでなくレフェリーのアール・ヘブナーとも試合を組んで連勝を続け、12月26日にはスパッド、ブローマンズ(ジェシー・ゴッダーズ & ロビーE)と組んでジェフ・ハーディー & スティングのレジェンド2人を相手に4対2のハンディキャップマッチながらスティングを丸め込んで勝利し、金星を手に入れた。2014年1月16日、ゲストレフェリーにスパッドを使いスティングと対戦。スティングに為す術がなく甚振られ、スパッドの妨害も虚しくカウントを取られるが直後にもう1人のゲストレフェリーとして乱入してきたマグナスと口論するスティングの隙を突いて丸め込み勝利した。3月よりカート・アングルに因縁をつけるようになり、5月8日に対戦。左膝に故障を抱えるアングルに対して徹底的に故障個所を狙って攻撃を続け、最後には低空タックルを仕掛けて勝利した。2014年7月6日、初来日を果たしWRESTLE-1の衝撃〜IMPACT〜に参戦。スパッドと組んでTAJIRI & 児玉裕輔と対戦するがスパッドがTAJIRIからバズソーキックを喰らい敗戦した。同月、ニューヨークのマンハッタンセンターで開始されたTNA in New York Cityにてスパッド、ライノ、リクロン、スニツキーとチームディクシーを結成してチームECWと抗争を展開。10月8日、度重なる失態を重ねてきたスパッドに対して遂に我慢ができなくなりリング上に呼び出して言い分を聞くが聞く耳を持たずWWEのビンス・マクマホンの名台詞である "You're Fired!" を使い解雇通告を与えた。同月12日、WRESTLE-1との共同PPVであるBound For Glory 2014にて浜亮太と対戦。試合途中で相撲の立合いをしてみせ挑発するも投げ捨てられ、スティンクフェイスを喰らう屈辱を受けるが直後に急所蹴りを見舞ってワン・パーセンターを決めて勝利した。同月15日、新たにボディガードとしてWWEより移籍してきたタイラスと共に入場。タイラスの強さを誇示するがディーボンに唆され、タイラスは実力を見せる為にシャーク・ボーイを実験台に圧勝した。2015年1月、スパッドとの抗争を開始。マンドリュースやリングアナウンサーのジェレミー・ボラッシュ、ミスター・アンダーソンなどの助っ人を呼んで対抗するスパッドに手を煩わせるが、3月13日に決着戦としてヘアー vs ヘアーマッチを行う。スパッドの出生国であるイングランドが開催地とあって観客はスパッドを応援。気合いの入ったスパッドとリング内外関係なく打撃の応酬、タイラス、アンダーソン、ボラッシュの乱入で大乱戦となりスパッドの額を鮮血で染ませ終盤には額を何度もキャンバスへ叩きつけて血まみれにさせるが諦めないスパッドにワン・パーセンターを決めて決着をつけた。試合後にはマイクパフォーマンスで称えてロープに跨いで道を作りスパッドが出ようとしたところを捕まえると殴りつけ、コーナーポストにぶら下げてバリカンで髪を剃り落とした。6月3日、オープニングのマイクパフォーマンスにてTNAで1番の存在であるのは自分であるとアピールしているところにTNA世界ヘビー級王者のカート・アングルが乱入。TNA世界ヘビー級王座を持ってこそのナンバーワンであると主張されリングを後にする。同月10日、アングルにTNA世界ヘビー級王座戦を要求するがアングルは資格があるかどうかラシュリーと対戦を提案。そしてラシュリーと対戦するが終盤に投げられたところをレフェリーとぶつかり場外へと追い出すとスピアーを喰らい、フォールを取られるがレフェリーがいないリング上でチャンスと見たタイラスがラシュリーにエルボードロップを与えレフェリーにカウントさせるが2で止まるとオーバー・ザ・ショルダー・フェイスバスターを加えるが諦めないラシュリーに最後にワン・パーセンターを決めて勝利した。そして7月1日、遂にアングルに挑戦。終盤まで一進一退の攻防が続くがアングルのベリー・トゥー・ベリースープレックスで自身の身体がレフェリーに当たったところをすかさずタイラスが乱入してアングルにオーバー・ザ・ショルダー・フェイスバスターを与えてからワン・パーセンターを決めてフォールするがカウント2で止まり、椅子を持ち出したタイラスは退場処分となる。勝負に出てワン・パーセンターを決めようとしたところにカウンターのアングルロックへと切り返されるがなんとかロープエスケープして背後からアングル・スラムを仕掛けられようとしたところを丸め込んで勝利。TNA世界ヘビー級王座を手にした。王座戴冠後、アングル、ノア・ファーナム、シャーク・ボーイ、マット・ハーディーを相手に防衛。8月より開始されたジェフ・ジャレットが主宰するGFWとの団体抗争戦にてTNA代表の1人として参加。同月19日、TNAキング・オブ・ザ・マウンテン王座を保持するPJブラックと両団体の威信を懸けて対戦し、終盤に打撃の応酬になったところをスピンキックを喰らい倒れ、450°スプラッシュを狙われるが起き上がってロープから振り落とすとワン・パーセンターを決めて勝利した。10月4日、Bound For Glory 2015にてマット・ハーディー、ドリュー・ギャロウェイと3wayマッチ形式によるTNA世界ヘビー級王座戦を行いスペシャルレフェリーにジェフ・ハーディーを迎える。序盤よりジェフのレフェリングに対し不満をぶつけ、ダーティーファイトを展開。終盤にスティールチェアーを持ち出してマットを攻撃しようとするがジェフに阻まれ平手打ちを決めるが遂に逆上したジェフによりツイスト・オブ・フェイトを喰らい、倒れている間にマットがギャロウェイにツイスト・オブ・フェイトを決めて勝利した事により王座陥落した。王座陥落後、同月7日より開始されたWorld Title Seriesにグループチャンピオンズにエントリーされ、勝ち点7で予選を通過。12月、本戦であるTNA世界ヘビー級王座争奪トーナメントにて決勝に進出。2016年1月5日、TNA世界ヘビー級王座争奪トーナメント決勝戦にてマット・ハーディーと対戦。終盤に互いのフィニッシャーであるワン・パーセンターとツイスト・オブ・フェイトの打ち合いとなり、最後にセカンドロープでの争いからマットがツイスト・オブ・フェイトを放とうとしたところを切り返してワン・パーセンターを決めて勝利。ベルトを奪取した。
出典:wikipedia
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