東京オリンピックにおける体操競技は、1964年10月18日から23日までの日程で東京都体育館にて開催された。男子は団体総合・個人総合・種目別6種目の計8種目、女子は団体総合・個人総合・種目別4種目の計6種目が行われた。団体では日本が2位ソ連に大差をつけて二連覇。ちなみに前回のローマ大会と東京大会に限って団体総合では1つしかメダルが授与されていない。東京大会では女子も団体で銅メダルを獲得したが、1個のみである。他の団体競技では選手全員にメダルが授与されているので、このようなケースは珍しい。40年以上経った2006年10月19日、国際オリンピック委員会ロゲ会長が来日し、レセプションの会場にて、ローマ五輪と東京五輪日本代表男子チーム・女子チームの選手全員に対して表彰の楯「シンボル・オブ・リコグニッション」を贈呈した。 。個人総合では、遠藤幸雄が日本勢初優勝を飾った。しかし、遠藤は最終種目の鞍馬で失敗しての優勝だったため、「美しい体操」と試合結果を両立できなかったことに複雑な感情を抱いたとされる。団体ではソ連が四連覇。日本とドイツ(注:東西合同チーム)が熾烈な3位争いの末、日本が逆転。女子団体初のメダル獲得となった。個人総合では、ソ連のラリサ・ラチニナとチェコスロバキアのベラ・チャスラフスカの一騎討ちとなった。優勝したチャスラフスカの優美な演技は「オリンピックの名花」と讃えられ、絶大な人気を博した。
出典:wikipedia
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