サニーサイド (Sunnyside) はアメリカ合衆国ワシントン州ヤキマ郡の都市である。2000年国勢調査によると、人口は13,905人である。北緯46度19分15秒、西経120度0分44秒 (46.320798, -120.012232))に位置している。アメリカ合衆国統計局によると、総面積15.4 km² (5.9 mi²) である。このすべてが陸地である。2000年の国勢調査では、人口13,905人、3,827世帯、3,000家族が生活している。人口密度は903.8/km² (2,340.4/mi²) である。264.6/km² (685.0/mi²) の平均的な密度に4,070軒の住宅が建っている。この都市の人種的な構成は白人42.61%、アフリカン・アメリカン0.40%、ネイティブ・アメリカン0.63%、アジア0.69%、太平洋諸島系0.09%、その他の人種52.58%、混血3.01%である。この人口の73.05%はヒスパニックまたはラテン系である。全世帯のうち、18歳未満の子供と同居している世帯が50.2%、夫婦のみの世帯が55.1%、未婚女性の世帯が16.6%であり、21.6%は家族を持たない。個人名義の世帯主が18.6%、そのうち65歳以上が11.0%である。世帯ごとの平均人数は3.58人、家族ごとの平均人数は4.02人である。18歳未満の未成年が38.1%、18歳以上24歳以下が11.7%、25歳以上44歳以下が26.6%、45歳以上64歳以下が14.0%、65歳以上が9.6%、平均年齢は25歳である。女性100人に対して男性は99.0人である。18歳以上の女性100人に対して男性は94.7人である。この都市の世帯ごとの平均的な収入は27,583 USドルであり、家族ごとの平均的な収入は28,304 USドルである。男性は25,187 USドルに対して女性は25,779 USドルの平均的な収入がある。この都市の一人当たりの収入 (per capita income) は10,366 USドルである。人口の29.1%及び家族の34.5%は貧困線以下である。全人口のうち18歳未満の46.2%及び65歳以上の18.1%は貧困線以下の生活を送っている。1893年、ウォルター・グレンジャー (Walter K. Granger) によって開拓され、商人のクライン (W. H. Cline) により"Sunnyside"と名付けられた。グレンジャーはヤキマ川から引水するためにサニーサイド運河を建設するための資金調達をした。しかし、1893年恐慌により、グレンジャーの債権者は運河の担保権を行使し、移住者は7家族にとどまった。1898年、German Baptist Progressive Brethrenの一員がキリスト教共同コロニー (Christian Cooperative Colony) をサニーサイドへと移転した。Brethrenは町全体を買い取り、銀行と電話交換局を誘致した。彼らは区画を販売する条件として、アルコール、ダンス、ギャンブルを禁止した。このため、ワシントン州の古い地図には、この街に十字架やハロが描かれている。1902年9月16日、サニーサイドを自治体とする住民投票があり、42票だった。州法では、自治体とするためには人口が300以上である必要があり、サニーサイドは人口314であったため、投票する権利があった。最初の市長には、薬剤師のジェームズ・ヘンダーソン (James Henderson) が選出された。サニーサイドは、Brethrenの恩恵を受けサウスダコタ州からの移民が増え続けた。後の1930年代には、ダストボウルから避難するためにサニーサイドへと移住した者もいた。1917年6月5日、市長ウィリアム・ブライト・クラウド (1870-1959) の指揮の下、砂利道を舗装する事業(62,629.45 USドルに及ぶ)を開始した。1979年、サニーサイドはオールアメリカシティアワード (All-America City Award) を受賞した。最初は1989年に開催され、「北西部最高のライトアップパレード」と呼ばれている。毎年、12月上旬に開催される。コンバイン、ブームトラック、噴霧機、スウェイザー、グレープピッカー、その他すべてのトラクターに色とりどりの照明を取り付けてパレードが行われる。2006年には70以上が参加した。年間150,000,000 ポンド (68,040 t) ものチーズが生産されており、デイリーフェアーではカラフルなチーズが展示されている。チーズの製造場を見学することもでき、試食やギフトショップが敷地内にある。ダウンタウンにあり、開拓の日常生活に焦点を当てた美術品や書籍が展示されている。1911年に建てられ、1964年に建て替えられた。ヤキマ・バレー近郊の図書館としては2番目の大きさであり、スペイン語のコレクションとしては最大である。
出典:wikipedia
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