戦国IXA(せんごくいくさ)とはヤフーとスクウェア・エニックスが共同運営しているブラウザゲームである。開発会社は『ブラウザ三国志』と同じONE-UP。操作性・ゲーム性の異なる関連作品『戦国IXA 千万の覇者』については該当項目参照。2010年8月2日~現在プレイヤーが大名配下の城主となって、自分の領地の内政や、他大名配下城主との合戦などを行うシミュレーションゲームである。基本料金は無料で、アイテム課金制度を導入している。登録に手間がかからないことが特徴で、Yahoo! JAPANのIDを持っていれば誰でも参加できる。ゲーム内では戦国時代を再現しているが、具体的な地名や地形などは登場せず、合戦時に「○○国の合戦」と表示される程度だ。プレーヤーは12か国(「章」という区切りによって国は異なる)の中から所属国を選ぶ。所属国ごとに特徴や特典などは存在しない。2016年5月18日現在、大名として一度でも登場したことのある国(大名家)は、最上、上杉、武田、北条、織田、徳川、浅井、足利、毛利、長宗我部、大友、島津、伊達、豊臣、石田、黒田、今川、真田、明智、鈴木、福島、宇喜多、加藤、佐竹、前田、柴田、龍造寺、斎藤、三好、尼子、小早川、立花の計32か国。一章では上記の32大名のうち最上から島津までの12か国が選択可能で、二章では浅井・大友が外れて新たに伊達と豊臣が登場、といった具合に章ごとに大殿(大名)が入れ替わる。また、同じ大名家でも、大名の世継ぎ交代や時代返り交代によって大殿が変わる場合もある(例 上杉家で上杉謙信から上杉景勝に世継ぎ交代、逆に景勝から謙信に時代返り交代)。2010年8月2日より、サービスが開始され、徐々にサーバー(ワールド)数が増加しており、2016年6月11日現在ワールド61まで稼働している。2011年6月1日より、ハンゲームでサービスが開始された。ワールドはYahoo!のものと異なる。2011年12月1日より、mixiにてサービス開始。ワールドはYahoo!のものと異なる。2016年6月11日現在、ゲームは最低でも十一章まで、一部のサーバーでは十二章まで進んでいる。十一章では、最上、上杉、武田、北条、今川、織田、毛利、大友、龍造寺、斎藤、三好、尼子の12か国から、十二章では、伊達、上杉、徳川、石田、長宗我部、島津、真田、福島、宇喜多、加藤、小早川、立花、の12か国からそれぞれ所属国を選べる。いわゆる箱庭ゲームのシステムで、資源タイルの隣に採取施設を設置することで資源を得ることができる。手本としたブラウザ三国志と違い、兵士が常に兵糧を消費しないためいわゆる「糧村」の意味合いが大きく変わってきていることも特徴である。施設を建設すると、その施設を維持するための「人口」が増える。施設ごとに維持に必要な人口は異なる。人口は、施設をレベルアップさせるとさらに増加する。人口の分だけ糧を消費する。人口の増加は、資源生産量の増加(=兵生産力の上昇)を意味するので基本的にはいいことだが、城などが陥落した際に相手に与える「戦功」も増えてしまう。また、「秘境探索」という項目も存在する。部隊編成した武将を秘境へ探索へ出し、一定時間すると資源・銅銭(ゲーム内通貨)・城主経験値・武将経験値を持ち帰る。だが失敗することもある。また、秘境兵と呼ばれるNPCの使う敵兵を獲得できる秘境もある。開始初期はこの秘境探索による資源回収・経験値取得が重要だ。プレーヤーは秘境探索や合戦報酬などで城主経験値を取得でき、それが一定の値に達すると城主レベルが上昇する。一定の城主レベルに達すると所持できる「所領」の数が増えていき、各施設の最大建設レベルも上昇する。プレーヤーが最初から持っている拠点を「本領」といい、2番目以降の拠点を「所領」という。プレーヤーは、最大で6つの所領を所持できる。武将(武将カード)は、兵を率いて戦闘を行う。武将カードは、部隊編成画面で「(デッキ)」に配置(セット)されて初めて戦闘などを行うことができる。HPが最大値になっていない武将や、兵を率いていない武将は部隊に配置できない(武将カード自体は兵士を持たない)。新規部隊の「部隊長」として、または既存部隊の「小隊長」としてデッキに配置する。1つの部隊には最大4人(部隊長1人と小隊長3人)の武将が配置でき、通常部隊は最大で5部隊作成できる。ただし、「デッキコスト」という、デッキに配置されている全武将の累計コストがあり、その上限は30(便利機能を使えば上限は40)で、コスト残量が足りない場合武将を部隊に配置できない。「加勢専用部隊」という、盟主を含む同盟員や本領or出城に近い同国他同盟城主の本領、所領、出城への加勢のみに使える部隊も1部隊あり、加勢専用部隊の武将のコストは通常部隊のデッキコストには含まれず、加勢専用部隊のデッキコストにも制限はない。また、敵の攻撃を着弾前に迎撃する「強襲専用部隊」も1部隊あり、この部隊のコストもやはり通常のデッキコストには含まれないが、コストは10コストまでの制限があり、その代わり率いる兵士の攻撃力が1.25倍になる。武将カードには以下のステータス(固有能力値)がある。2つの統率が影響する場合は、2つの統率の平均値が適用される(槍A馬Bの武将に赤備えを任せたときは(105+100)/2=102.5%となる)。入手手段は「戦国くじ」を引くか、「取引」(トレード)を使って他のプレイヤーが出品したカードを入札方式で落札するかの2通りである(イベントなどで武将カードが配布されることもある)。他のゲームにおける「ガチャ」に相当する。戦国くじはゲーム内通貨である「銅銭」を使う「白くじ」、リアルマネーで購入する「金」を使う「課金くじ」(「銀くじ」「金くじ」)、合戦報酬などにより入手できる各種チケットで引ける「スペシャルくじ」(「火くじ」「炎くじ」「戦くじ」)、厳密にはスペシャルくじだが、「天下チケット」という極めて入手できる機会の少ないチケットが必要な「天下くじ」「天上くじ」があり、さらには期間限定の特別なくじもある。「天下チケット」の入手機会は、昔は「刷新報酬(リセット報酬)」のみだったが、「東西戦」の報酬でも入手できるようになり、9章からは「天下の片鱗」が導入されて(天下の片鱗1枚=天下チケット0.1枚)、それが合戦報酬や「影武者」討伐の報酬などで手に入るようになったため、天下チケット入手のハードルは以前より低くなった。くじごとに入手できるカードのレアリティが決まっているが、カードの入手確率はランダム設定となっている。兵士は、武将に率いられて戦闘を行う。「兵科」と「兵種」によって、戦闘時の得手不得手やステータスに違いがある。兵士の4つの大きなカテゴリーのこと。槍兵科、弓兵科、騎馬兵科、兵器兵科が存在する。いわゆる「三すくみ」を形成していて、槍兵は騎兵に強く、騎兵は弓兵に強く、弓兵は槍兵に強い。かつては兵器兵科は三すくみに含まれなかったが、現在は後述する鉄砲足軽、焙烙火矢、騎馬鉄砲はそれぞれ槍、弓、馬と同じ属性を持つ。その他の兵器兵科は、防御時には相性の有利不利はないが、攻撃時は槍弓馬すべての属性ににやや有利になる。各兵科ごとの兵士の種類のこと。初期の兵種は、足軽、弓足軽、騎馬兵の「下級兵」のみだが、学舎で研究をすることで「上級兵」の長槍足軽、長弓兵、精鋭騎馬や、「最上位兵」の武士、弓騎馬、赤備え、そして兵器兵科の破城鎚、攻城櫓、焙烙火矢、鉄砲足軽、騎馬鉄砲、大筒兵が生産できる。兵士は、前述した各練兵施設で資源を消費して作成でき、クエストなどの報酬や「秘境大殿」討伐時の兵補充として入手することもできる。また、特定の秘境探索を行う事で秘境兵(国人衆、海賊衆、母衣衆、雑賀衆)を獲得(参加部隊内の兵と交換)できることもある。待機兵士数には上限があり、長屋・陣屋の建設・レベルアップで増やすことができる。クエスト等による兵士の獲得・補充の場合は上限を超えても問題ないが、上限を超えて(あるいは超えた状態で)兵士を作成することはできない。このゲームのメインとなっているシステムで、発表期間(1日)→合戦準備期間(1日)→合戦期間(2日)→休戦期間(2日)の6日のスパンで組まれており、合戦を行うごとに開催する曜日は一つずつ手前に来ることになる。人口50以上の本領、所領を陥落させると、人口分の戦功を得ることができる(獲得戦功の上限あり)。防御側は出城を陥落させて総人口の半分の戦功を得ることができる。合戦に勝利し、なおかつ戦功で高い順位を得れば、特殊な戦国くじのチケット(前述の戦や天下の片鱗)をもらうことができる。同じ国に属する複数の城主が集まって、一つの集団を形成することができる。その集団の事を同盟という。各国内のプレーヤーのグループ。ゲーム開始時は1人のみの同盟で(本人が盟主)、自同盟の同盟員を募集したり他同盟に加入する事によって複数人の同盟となる。他城主と同盟を組まず「ソロ活動」をすることも可能で、銅銭稼ぎなどの理由でソロ活動をする城主もいる。同盟に資源を貢ぐ事により同盟レベルが上がり、そのレベルにそって最大加入可能人数が決まる。盟主1人・補佐2人(最大4人)の幹部の設定が可能。盟主は必須だが補佐の任命は任意である。役職の入れ替えが可能である。同盟に加入すると下記の事が出来るようになる。また、同盟同士の合併や他同盟への移籍(一旦独立した後に他同盟に参加)も可能である。『戦国IXA』ではリアルマネーを払って得る「金」を使っていろいろな便利機能を使うことができる。建設や研究をすぐに終わらせたり、「課金くじ」と呼ばれる、他よりレアリティの高いカードを手に入れやすいくじ(前述の銀くじと金くじ)を引くことができたりする。金はYahooウォレットや電子マネーで購入できる。「戦国IXA」はWebMoney Awardグランプリを2011年から2年連続で受賞するなど、日本発のブラウザゲームとしては最も成功した部類に入ると言える。が、人気があることに由来するものを含め、様々な問題点も多い。戦国ixaを元にしたソーシャルゲーム。スクウェア・エニックス刊行の漫画作品の登場人物が武将カードとして登場している。
出典:wikipedia
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