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F-01C

docomo PRIME series F-01C(ドコモ プライム シリーズ エフ ゼロ いち シー)は、富士通によって開発された、NTTドコモの第3世代移動通信システム(FOMA)端末である。docomo PRIME seriesの端末。2009年冬春モデルのF-01Bの後継機種で、「ハイスペック×防水」といったコンセプトを継承したモデルである。デザインはF-01Bの先端部を中心に丸みを帯びた形状から直線を基調とした長方形かつ角ばった形状になっている。厚さもF-01Bの最厚部21mmから18.6mmと薄くなり、平均厚さも17.3mmから13.9mmと3〜4mm程度抑えられている。ディスプレー側のフレームはF-01Bの特徴だった光沢部と樹脂部が端末根元側から斜めに区切られたアクセントを含むツートンデザインから一変し、鏡面加工されミラーパネルとなった(ただし、WHITEは除く)。中央部にはF-01Bと同様に1.4インチのサブディスプレイが搭載。その周囲にはLEDが埋め込まれ着信や端末の操作によって七色に光る。また、キーボードーもレインボーキーイルミという名称が与えられ、点灯パターンがF-01Bの23パターンから温度・湿度連動を含た50パターンとなった。さらに同社のケータイサイトである「@Fケータイ応援団」からイルミパターンをダウンロードする事で追加可能。尚、キーボードイルミの点灯はBLACK・MAGENTA・GOLDは文字照光、WHITEは面照光となり、ミラーパネルではないWHITEだけが他の3色と異なる様相となっている。防水機能はIPX5/IPX8の性能を有しており、風呂場などでワンセグの視聴などもできるようになっている。防塵機能はIP5Xの性能は有しており、アウトドアユースでの利用もできるようになっている。タッチパネルは応答性・追従性の大幅向上により、より直観的な操作が可能となった。これによりタッチパネル自体の特徴をアピールする目的として”激速タッチパネル”なる愛称がつけられている。高性能手書き文字認識エンジンの搭載により、漢字や絵文字もタッチパネルから手書き入力ができるほか、自動学習機能や入力予測機能にも対応しており、スピーディーな文字入力が可能である。これらにより、ほとんどの操作をテンキーを使わずタッチパネルだけでできるようになり、二軸ヒンジ機構により、タッチパネル側にできてしまう。そのため折りたたんだままで操作できる。1320万画素カメラには、CMOSセンサーにソニー製の「Exmor for mobile」を新たに採用。F-03Bから継続採用されている高性能画像処理エンジン「Milbeaut Mobile(ミルビュー モバイル)」との相乗効果で微妙な質感やディテールまで再現する。またカメラ機能ではシャッターを押している間中連写ができ、あらかじめ挿入されたmicroSDカード/microSDHCカードのメモリ容量いっぱいまで連写させることができる「無限連写モード」や最短0.5秒の高速起動、撮影間隔最短1.0秒で記録できる「クイック撮影モード」も搭載する(ただし、無限連写モードとクイック撮影モードの併用は不可)。また、ディスプレイは時計回り180°まで、反時計回り90°までの計270°の回転が可能で、どんなアングルからでも最適な姿勢で撮影を行うことができる。動画撮影に関しても最短約1.1秒(撮影サイズVGAの場合)で高速起動ができ、フルハイビジョンでの撮影が可能。また、動く被写体を追いかけ、ピントを合わせ続ける「タッチミーフォーカス」や撮りたい人のピントを優先的に調整する「顔優先AF&サーチミーフォーカス」といった静止画の機能を動画でも利用することができる。その他、一眼レフカメラのように背景をぼかして雰囲気のある写真を撮影できる「ぼかし強調モード」や撮影した人物の顔を美しくアレンジできる「ビューティエフェクト」を搭載したほか、ISO25600の高感度撮影モードや約1メートルの広範囲を明るく撮影できる高輝度LEDの広角フラッシュを備えている。ワンセグ機能は、その当時富士通東芝モバイルコミュニケーションズ(現:富士通モバイルコミュニケーションズ)が発足した事に伴い、合弁相手(当時)の東芝の液晶テレビ「REGZA」の技術が反映されている(ただし富士通製のため「REGZAケータイ」の愛称は無い)。HDMIマイクロプラグ(タイプD)に対応したHDMIケーブルを使いハイビジョンテレビに接続させることで、F-01Cで撮影したハイビジョンムービーや写真を直接表示させたり、iモード、iモーション、フルブラウザ、PDFドキュメントビューアなどをテレビに表示させることができる。 Wi-Fi通信機能を搭載している。無線LAN搭載のパソコンやゲーム機などのWi-Fi対応機器からワイヤレスでネット接続できるアクセスポイントモード(親機)や無線LANアクセスポイントに接続すれば、高速通信でフルブラウザ閲覧が可能なクライアントモード(子機)に加え、無線LAN対応のキヤノン/エプソン製プリンターを利用して、撮った写真をワイヤレスでプリントが可能。また登録済の電話帳からの宛名印刷にも対応しており、写真付きの年賀状なども作成できる。Wi-Fiでのネットブラウズは先に記載したとおり、フルブラウザ閲覧のみとなり、ホームU非対応(すでにサービス終了済み)ということもあり、iモードWeb閲覧、iアプリの通信利用は不可能となっている。かざすだけで店舗情報をアイコンで表示する「AR対応ロケーションレーダー」を搭載。各種サービスとの連携により、飲食店を検索することもできる。また、マナーサポート機能も備えており、乗車中に電話やメールに着信するとマナーモードやメール自動返信の設定切り替えを促してくれる(乗り物マナーサポート)ほか、マナーモード・メール自動返信の設定頻度が高い場所を自動認識し、設定切り替えを促してくれるだけでなく、登録をすると次回からは自動でマナー設定に切り替えてくれる(ロケーションマナーサポート)。健康機能も充実しており、同社のらくらくホン7で採用されている高橋尚子のウォーキング/ランニングクリニックを備えるほか、携帯電話では初めてのCHA(Continua Health Alliance)認証も取得している。iコンシェルに於いて、待受ランチャーやセレクトメニューとは別に「iコンシェル起動用アイコン」を搭載している。待受ランチャーと通知領域以外でこのアイコンが表示されるのは後にも先にも本機のみであり、他メーカーの機種はおろかF-01BやF-09C、F-02D等、他の富士通製端末ですら搭載されていない。マチキャラを設定した状態でフォーカスモードを起動してこのアイコンを選択すると、以下のようにマチキャラが話しかけるように文字が表示される。このアイコンは2011年2月28日のソフトウェアアップデートで、ユーザーが任意で表示・非表示を設定できるよう改善された(発売後にアップデートでこのような細かい設定を変更できるようにすることは非常に稀である)。アップデート適用後に、MENU8120(本体設定→画面・ディスプレイ→待受画面設定→iコンシェルアイコン表示設定)で設定できる。2010年12月15日から2011年4月12日迄の間、F-01Cをベースに好みのデザインに変更できる、マイセレクトモデルの発売がなされた。ドコモオンラインショップでデザインを選び、工場で組み立てられた後、後日自宅に届くといったものであり、アクセサリーパーツ、フロントパネル、キーシート、着せ替えツールなどのパーツを選択することができ、自分好みの端末にすることができた。以下のアプリケーションが購入時にプリインストールされているが、すべてのコンテンツを利用するにはあらかじめアップデートが必要で、コンテンツによっては外部メモリー(microSD/microSDHCカード)を用意する必要がある。上記のアプリの他、dマーケットなどから、様々なアプリケーションのダウンロードが可能となる。2010年12月9日に以下の不具合の修正がソフトウェアアップデートによって行われた。2011年2月28日に以下の不具合の修正がソフトウェアアップデートによって行われた。2011年4月14日に以下の不具合の修正がソフトウェアアップデートによって行われた。

出典:wikipedia

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