山口きらら博記念公園(やまぐちきららはくきねんこうえん)は、山口県山口市阿知須にある山口県立の都市公園(広域公園)である。2001年(平成13年)に阿知須町きらら浜の一角で開催された山口きらら博(21世紀未来博覧会)の主会場の跡地利用の一環として、「県民の交流・参加を通じたスポーツの振興を図る場」として、2002年7月から「山口県立きららスポーツ交流公園」として供用を開始した(当初は一部施設のみ。全面オープンは2003年4月)。新たに建設された施設はサッカー・ラグビー場や駐車場(博覧会当時は公園周囲に設けられた仮設駐車場を使用していた)程度で、博覧会の施設のうち、乗り物や大半の仮設パビリオンなどを除き、ほとんどが博覧会当時のまま残されている。2006年(平成18年)11月に都市計画決定により、都市公園法に基づく都市公園となり、名称を現在の「山口きらら博記念公園」に改めた。陸上競技場こそないものの、各種スポーツ施設を備えた運動公園と見なすことが出来る。第66回国民体育大会(おいでませ!山口国体)および第11回全国障害者スポーツ大会(おいでませ!山口大会)でも複数の競技の会場となる。2013年(平成25年)から中国地方最大規模の野外音楽イベントであるWILD BUNCH FEST.が毎年開催される。これは1999年から2012年まで広島県(2003年以降は庄原市の国営備北丘陵公園)で開催されていた「SETSTOCK」の後継イベントとして開催されたものである。山口きらら博の「ラグーンゾーン」として使用されたエリアをそのまま残したもの。山口きらら博記念公園の特徴的な作りの一つで、干拓により締め切られた堤防をわざと切り取り、3.9haの人工海浜を持つ入江を設けている。ビーチバレーのコート3面を確保することが出来る。また、公園内園路と組み合わせてトライアスロンが行われることもある。実際、山口きらら博期間内にITUトライアスロンワールドカップが行われたほか、おいでませ!山口国体のデモンストレーション競技としてトライアスロンが行われる予定となっている。人工的に作られた築山と、その周辺に広がる遊具群。綱渡りトリムコースは全長235mで日本一の長さを誇るほか、自然石仕上げのクライミングウォール、マウンテンネット(中国地方最大のネット遊具)などがある。利用無料(一部施設は無料貸し出しされるヘルメットを着用する必要がある)。山口きらら博のメインパビリオンをそのまま生かした、山口県初のドーム型屋内競技場。山口きらら博記念公園のランドマークとなっている。山口きらら博の「街のゾーン」跡に建設された、158m×84mの天然芝グラウンドを持つ球技場。スタンドはメインスタンドのごく一部を除いて芝生席で、約5,000人収容。Jリーグ所属のレノファ山口FCがメイングラウンドの一つとして使用している(山口県・中国リーグ時代は試合会場に使用。JFL以上ではキャパシティ制限の関係で、主に練習に使用)。おいでませ!山口国体では、サッカー(成年女子)の会場、おいでませ!山口大会ではフライングディスクの会場となる。山口きらら博の「スポーツゾーン」として使用された、18,200mの広さを持つ総天然芝の楕円形(厳密には多目的ドームに隣接した部分が欠けた形)のフィールドで、周囲をフィールドと一体化した芝生席が取り囲んでいる。サッカー・ラグビーの公認フィールド1面を確保することが可能で、サッカー・ラグビー場のサブグラウンド(第二グラウンド)的に使用されることも多い。実際、国体のプレ大会となった第46回全国社会人サッカー選手権大会でも会場の一つとして使用された。おいでませ!山口国体でも、サッカー・ラグビー場と共にサッカー(成年女子)の会場となる。おいでませ!山口国体において水泳の主会場とする目的で建設された、山口県初の屋内競泳プール。日本水泳連盟公認の50m×10レーンの競泳プールと25m×8レーンのサブプールを備える。1963年に行われた前回の山口国体では、日本水泳連盟公認の恩田プール(宇部市)が競泳の会場として用いられたが、水深が1.2m-1.8mと競泳以外の水泳競技を行うことが困難であったことから、0m~2.5mに可変可能な可動床を持ち、シンクロナイズドスイミングや水球に対応可能なプールの建設が決定した。なお、飛込競技についてはさらなる別途施設(飛び込み台やさらなる深さを持ったプール)が必要となることから新設を断念し、広島市の広島市総合屋内プール(広島ビッグウェーブ)を使用することになった。
出典:wikipedia
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