「雨のハイウェイ」は、1983年5月5日にリリースされた原田真二&クライシスの曲であり、通算14作目のシングルである。約1年に及ぶアメリカ留学から帰国。古巣フォーライフレコードに復帰しての第一弾シングルが本作だった。アメリカでは、本場のショーアップされたエンターテイメントとしての音楽を再確認するとともに「日本にいて見えなかった日本のよさ」を再認識したという。その結果逆に日本人としての個性を取り入れたオリジナルなスタイルを確立すべく洋楽的発想に和を融合させた音楽を模索しており、本作でも琴のようなシンセ音を隠し味として導入した。作詞には久しぶりに松本隆を起用し、「ザ・ベストテン」のスポットライトのコーナーにも出演。13週にわたりオリコン100位内にとどまったものの、順位は上がらずヒットとはいかなかった。B面は70年代後半のライブからレパートリーだった曲でもあり、ピアノ1本での演奏で、ライブレコーディング仕立て。

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