サダムパテック (") は、日本中央競馬会 (JRA) に登録されていた競走馬である。馬名は冠名+スイス時計名(パテック・フィリップ)より。おもな勝ち鞍は東京スポーツ杯2歳ステークス(2010年)、弥生賞(2011年)、京王杯スプリングカップ(2012年)、マイルチャンピオンシップ(2012年)、中京記念(2014年)。2010年10月17日、京都の2歳新馬戦で柴田善臣を鞍上に迎えてデビュー、5番人気に支持され2着となる。続く10月30日の未勝利戦で鞍上はC.スミヨンを迎えて初勝利を飾った。3戦目には11月20日の東京スポーツ杯2歳ステークスに出走、1番人気に支持された。道中は後方でレースを進め4コーナーでは中団待機まで進出し直線半ばで力強く抜け出し2着のリフトザウイングスに3馬身半差つけて快勝し重賞初制覇を飾った 。12月19日の朝日杯フューチュリティステークスでは単勝1.8倍の1番人気で出走、道中中団で待機し直線で外から追い詰めたがグランプリボスの4着に終わった。2011年3月6日、鞍上に岩田康誠を迎え弥生賞に出走、1番人気に支持された。道中中団を追走し直線で外から抜け出すとプレイに1/2馬身差をつけて勝利した。震災の影響で舞台が東京競馬場に変更となった4月24日の皐月賞では中団から追い上げたが、先に抜けたオルフェーヴルに3馬身突き放され2着に敗れた。東京優駿では中団を追走したが最後の直線で伸びあぐねて7着に終わった。秋に入り9月18日のセントライト記念に1番人気で出走、後方待機から直線で外から追い詰めたがフェイトフルウォーの3着。菊花賞では先団を追走したがオルフェーヴルの5着に終わった。12月3日の鳴尾記念に1番人気で出走、好位から脚を伸ばしてくるが、外から一気に強襲したレッドデイヴィスにかわされ3着に敗れた。2012年1月5日の京都金杯に1番人気で出走、後方から追い込んだが5着に終わった。続く2月5日の東京新聞杯は中団で待機したが直線で伸びず13着に敗れた。クレイグ・ウィリアムズに乗り替わった5月12日の京王杯スプリングカップでは直線で鋭い差し脚を見せ、弥生賞以来、3度目の重賞勝利となった。しかし6月3日の次走安田記念では直線で失速し9着に敗れた。10月28日の天皇賞(秋)では鞍上が武豊に乗り替わったものの、いいところなく8着に敗れた。11月18日のマイルチャンピオンシップでは直線逃げるシルポートをかわして先頭に立ち、そのまま後続を振り切ってGI初勝利を挙げた。これは鞍上の武豊にとっても2年ぶりの中央競馬GI勝利となった。2013年は5戦して未勝利と不振に終わった。2014年も凡走が続いていたが、安田記念では不良馬場ながら直線で差を詰めての7着と復活の兆しを見せると、続く中京記念ではミッキードリームをハナ差抑えて優勝した。その後は4戦未勝利に終わり、2015年1月7日付けで競走馬登録を抹消、引退した。引退後は優駿スタリオンステーションで種牡馬となる。2016年より韓国で種牡馬生活を送ることになった。
出典:wikipedia
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