『恋忍』(こいしのぶ)は、高本ヨネコによる日本の漫画作品。『別冊少年マガジン』(講談社)に創刊号である2009年9月号から2011年4月号まで連載された。なお出張読み切りとして『週刊少年マガジン』2009年49号に特別編が掲載されている。関連作品に宮島雅憲作の「恋不忍」と、同誌連載作品の「ラブプラス Rinko Days」・「惡の華」・「カウントラブル」及び「恋忍」がコラボレーションした「ラブの華トラブル」の2作品が存在する。両作品とも、この項目で解説する。中学2年生にして自慰の権化の如き主人公・栗乃花薫と、彼のもとへ押しかけ妹として現われたくのいち見習いの此花恋華を中心に下ネタギャグが展開される。ただし露骨な性行為の描写は少なく、あくまで艶笑的な展開として描かれることが多い。主軸となる下ネタ以外にも、本作と同じく思春期の性を扱った同誌連載作「惡の華」へのトリビュートや、他作品からのパロディなどもふんだんに盛り込まれ、側面的にもマニアックな作風となっている。代々続いた忍者たちは現代においては仕える主君を持たず、自主独立の組織として裏社会で暗躍している。特にくのいち達は高められた魅了能力で政財界のVIP達を籠絡し、意のままに操ることを主な任務としている。中でも特に優秀なくのいちは黄道十二星座になぞらえた最上級階位である「十二宮」のメンバーになる。
此花一族は忍者の御三家のひとつでもあり、恋華と咲耶姫の母親(故人)は「処女宮(おとめ座)」のくのいちであったが、正式な後継がなされていないため現在は空位となっている。
また、相互の連絡と交流は秘密の専用コミュニティ『忍.net』を利用するなど、現代的な情報効率化もなされている。『恋不忍』(こいしのばず)は、宮島雅憲による読み切り漫画作品。「恋忍」をトリビュートした作品であり、『別冊少年マガジン』2010年12月号に掲載された。単行本未収録。BJD(別マガ弱者同盟)と題して「恋忍」と宮島雅憲作の「漫画で次号予告!」のアンケート結果を合計し、票数上位を目指す企画中の1つとして発表された読み切り作品。「恋忍」の公式スピンオフ作品となっている。『ラブの華トラブル』(ラブのはなトラブル)は、高本ヨネコによる読み切り漫画作品。「ラブプラス Rinko Days」・「惡の華」・「カウントラブル」の単行本が同日に発売される事を記念して描かれた合作漫画であり、『別冊少年マガジン』2011年3月号に掲載された。各作品の作者である瀬尾公治・押見修造・奈央晃徳もサポート(support by〜と続く形)として名前が掲載されており、それぞれの作者による絵も1コマ掲載されている。単行本未収録。内容は「恋忍」の登場人物である栗乃花薫・馬場小路翔・凡田清が『別マガ』の懸賞で当選した『別マガ+』という名のゲームソフトをプレイし、それぞれの作品のメインキャラクターである小早川凛子・佐伯奈々子・ささらを攻略していくというもの。各作品のストーリーや作者に対するネタなどが散りばめられた短編ギャグ漫画となっている。高本ヨネコ 『恋忍』 講談社 〈講談社コミックス〉 2010年、既刊1巻
出典:wikipedia
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