『お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ』(おにいちゃんだけどあいさえあればかんけいないよねっ)は、鈴木大輔による日本のライトノベル。イラストは閏月戈が担当。2010年12月よりMF文庫J(メディアファクトリー)から刊行されている。略称は「おにあい」。メディアミックス展開として、2011年10月27日発売の『月刊コミックアライブ』12月号より緑青黒羽による漫画化作品が連載された。また、2012年10月から12月にかけてテレビアニメが放送された。日本国外において翻訳版も刊行されている。航空機の事故で両親が死んだことによりそれぞれ別の親類の家に身を寄せていた双子の兄妹、姫小路秋人と姫小路秋子は、それぞれが身を寄せていた家を離れ、東京で6年ぶりに2人で暮らすこととなった。ところが秋子は6年の間に極度のブラザーコンプレックスとなっており、兄に対して恋愛感情を抱いていた。秋人は秋子が通っていた東京都内のミッション系名門高校、私立聖リリアナ学園へと通い始める。秋人は秋子と同じく生徒会役員で、副会長をしている那須原アナスタシア、そして生徒会長の二階堂嵐と出会い、さらにかつて秋人が京都に住んでいたころからの付き合いの友人、猿渡銀兵衛春臣は秋人を追いかけてはるばるリリアナ学園まで転校してくる。担当声優は、ドラマCD版とテレビアニメ版のもの。秋人(新藤光一郎)の小説『禁じられた愛の物語』シリーズに登場するキャラクター。同作は基本的に日本を舞台としているが、フランスを舞台とした「涙のシャンゼリゼ」などもあり、作品ごとにキャラクター設定を若干変更している。第2巻、および同じく鈴木の作品で富士見ファンタジア文庫(富士見書房)レーベルで出版される『ニート吸血鬼、江藤さん』第1巻の発売に際しては、メディアファクトリーと富士見書房2社の共同企画「ニート吸血鬼だけど、愛さえあれば関係ないよねっ」キャンペーンが開催され、両作品のクロスオーバー短編が携帯電話特設ページ上で無料公開された。第7巻には鈴木による書き下ろし脚本のドラマCDが付属した特装版も用意された。また、台湾・韓国・中国においてそれぞれ翻訳版が刊行されている。発売日については、月刊コミックアライブ オフィシャルウェブサイトを参照。メディアファクトリー(『MFコミックス アライブシリーズ』)より刊行。全7巻。作画は緑青黒羽。原作とほとんど差異なく漫画化。メディアファクトリー(MFコミックス アライブシリーズ)より刊行。既刊1巻。作画は山根玲。スピンオフ漫画。ストーリーは生徒会の活動が中心。『月刊コミックアライブ』2013年3月号の掲載分を最後に休載。2012年5月にテレビアニメ化が発表され、それと並び原作第7巻の特装版に同梱されるドラマCDの担当声優について、新人の木戸衣吹を姫小路秋子役で起用することが公表された。2012年10月から12月までAT-X、TOKYO MX、サンテレビ、BS11にて放送された。全12話。本作品の特徴として、OP前のアバンが他のアニメ作品と比べてかなり長くなっており、またAパートとBパートの長さが各話不規則となっている。原作では秋人と秋子の同居からヒロイン達全員との共同生活までの流れが順に描かれるが、アニメでは第1話の秋人と秋子の生活が始まった後からヒロイン達全員との共同生活までの流れが省略され、いきなり共同生活の場面に入っている。各話の正確なサブタイトルは、Aパート終了後のアイキャッチ時に明らかになる。『新作アニメ映像だけど何も文句ないよねっ』は、DVD&Blu-ray各巻に収録の短編エピソード。第1話で登場した『あきここまち』は、あきたこまちコラボ米として実際に発売された。ディスクの仕様はスーパーピクチャーレーベルで、この他毎回特典として川村幸祐による脱衣ジャケット、新作OVA、ノンクレジットOP、番宣映像が収録されている。初回生産特典として川村幸祐と閏月戈によるスリーブBOX、ドラマCD、川村と閏月作の2枚のポストカードが同梱。『ラジオだけどみんなの愛さえあれば関係ないよねっ』のタイトルで、2012年10月2日から2013年1月29日まで音泉・HiBiKi Radio Stationにて毎週火曜に配信された。パーソナリティーは木戸衣吹(姫小路秋子 役)、下田麻美(猿渡銀兵衛春臣 役)。カードコレクションアプリ「嫁コレ」にて2013年4月9日に姫小路秋子、同年5月21日に那須原アナスタシア、同年6月21日に猿渡銀兵衛春臣が配信された。
出典:wikipedia
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