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ラム級仮装巡洋艦

ラム級仮装巡洋艦(incrociatori ausiliari RAMB)は、イタリア海軍が民間のバナナ貨物船を接収して改装して運用した仮装巡洋艦の艦級。本級は同型艦4隻中ラム3世のみは現存している。イタリアが獲得した植民地の一つであるイタリア領ソマリランドはバナナの有産地であり、イタリア植民地省()はこの地から欧州に向けて新鮮なまま高速で輸送できる貨物船を建造する事とした。輸送のローテーションを組むために4隻の建造が予定され、要求性能はモガディシュ(Mogadishu)からナポリまで巡航速度17ノットで全行程を航行可能な巡航能力であった。造船会社はアンサルド社ジェノヴァ造船所、セストリ社ペノエ造船所、Cantieri Riuniti社造船所、モンファルコーネ社造船所の四社が選出され、1社につき1隻が発注された。しかし、建造途中にイタリア海軍により1940年10月に海軍に接収され、それぞれ「ラム1世」「ラム2世」「ラム3世」「ラム4世」と名付けられて就役した。これが本級である。本級は元が貨客船であるために武装を搭載する必要があった。本艦の主砲には同海軍のジュゼッペ・ガリバルディ級装甲巡洋艦にも搭載された「QF Marks I-IV 12cm(40口径)速射砲()」をアンサルド社でライセンス生産された「アンサルド Models 1889 and 1891 12cm(40口径)速射砲」を採用した。その性能は重量20.4㎏の砲弾を仰角20度で9,050mまで届かせることができた。 単装砲架による砲身の俯仰能力は仰角20度・俯角3度で、旋回角度は露天で360度の旋回角度を持っていたが実際は上部構造物により射界に制限があった。装填形式は自由角度装填で、発射速度は人力装填のため毎分5~6発であった。これを防楯の付いた単装砲架で4基が搭載された。近接対空用に同じくブレダ社の「Model 1931 13.2mm(75.7口径)機銃」を採用した。その性能は0.051kgの機銃弾を仰角45度で6,000m、仰角85度で2,000mの高さまで届かせることが出来た。俯仰能力は仰角85度・俯角11度である。旋回角度は360度の旋回角度を持っていたが、上部構造物に射界を制限された。砲架の俯仰・砲塔の旋回・砲弾の揚弾・装填は主に電力で行われ、補助に人力を必要とした。発射速度は毎分500発である。この機銃を単装砲架で2基装備した。

出典:wikipedia

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