『BTOOOM!』(ブトゥーム!)は、井上淳哉による日本の漫画、およびそれを原作としたテレビアニメ作品。俗に言う「バトルロイヤル漫画」の一種。派手なアクションの生死を賭けた攻防や、極限状況に陥った登場人物たちの人間性が描かれる。もう1つ特徴としては、主人公を含めた登場人物のほとんどが、過去に何らかの深い事情を抱えており、それらが作中の随所で散見される。2009年6月19日(29号)から2010年8月27日(39号・最終号)まで、青年漫画誌『週刊コミックバンチ』(新潮社)にて連載された。『週刊コミックバンチ』の休刊に伴い、同社の『月刊コミック@バンチ』に移籍し、2011年1月21日の創刊号より連載中。また『コミック@バンチ』のWEB公式サイトで描き下ろし連載『BTOOOM!〜ANOTHER SIDE EPISODE HIMIKO〜』(ブトゥーム!〜アナザー・サイド・エピソード・ヒミコ〜)が掲載されていた。作者の井上淳哉は、以前はゲームデザイナーの仕事をしていたという前歴があり、本作もゲームを題材にした内容となっている。極限状態下の人間描写や、生死を賭けたゲームの中での心理戦は本作の見せ場となっている。爆弾を使って対戦するという劇中ゲーム「BTOOOM!」の内容は、ハドソンのアクションゲーム『ボンバーマン』シリーズを想起させるものとなっており、企画も「リアルなボンバーマン」というアイディアから出発している。表紙カバーはXbox 360やXbox Oneのゲームソフトパッケージがイメージされており、10巻までは緑色の縁取りに、Xbox 360のロゴを模した「DX」のロゴ、「DXBOX720」、11巻から20巻までは緑色の縁取りに、Xbox Oneのロゴを模した「Ω」のロゴ、「DXBOXΩ」の表記、CEROレイティングをもじった「GURO Z」(興味のある人対象)が描かれている。21巻以降は再び装丁のモデルチェンジを予定しているが、これは3つの案の中から読者による投票で決定される。2012年にテレビアニメ化され、同年10月から12月にかけて放送された。自宅で日々オンラインゲーム『BTOOOM!』に没頭していた坂本竜太は、世界ランキング10位の日本人プレイヤー「SAKAMOTO」として注目される存在で、運営会社ティラノスのデバッグをしていた。定職に就かず、引きこもり同然の彼を持て余した母親は、ティラノスから送られた用紙に息子の名前を書いて、自らは自殺未遂を図る。ある日竜太は、南海の孤島のジャングルで目を覚ます。そこにいる理由も分からぬまま、竜太は同じく島へ連れ去られて来た人々との、効果の異なる8種類の爆弾「BIM」を駆使した、リアル版『BTOOOM!』による殺し合いを強いられることになる。各プレイヤーの左手に移植された「8つのICチップ」を奪うことでゲームクリアを目指すルールにより、32人のプレイヤーのうち最大4人しか生還できない熾烈なゲームであった。登場人物(プレイヤー)は歴史上の人物の名前をモチーフにしている。孤島を舞台にBIMと呼ばれる様々な種類の高性能爆弾を利用して他のプレイヤーと戦う。ゲーム参加者は左腕に楕円形のICチップが埋め込まれており、これを自分のチップも含めて8個集めることで島を抜け出せるが、ICチップは参加者の心肺が停止するか手術をして取り出すしか外す方法はなく、殺害して奪い合わせることを目的としている。BIMを駆使して戦うと説明しているが、「ゲーム版BTOOOM!」とは違いBIM以外での殺傷も認められており、その場合でもICチップは取り外せる。BIMは有利な武器として与えられているだけである。ICチップは最初に所有しているBIMと連動しており、ICチップを保有している人間以外はBIMを起動できない。また、ICチップは他を見つけるレーダーとして使える。食料や水、ライト、生活用品などゲームを有利にする物品が入ったトランクが、1日に1回定時に飛行機で空からパラシュートで投下される。2012年10月から12月までTOKYO MX、サンテレビ、KBS京都、テレビ愛知、BS11、AT-Xにて放送された。9月29日にニコニコ生放送にて、第1話と第2話の先行放送が行われた。2012年11月21日から4月24日まで発売された。『BTOOOM!ラジオ!』は、2012年9月26日から2013年1月2日まで、HiBiKi Radio Stationにて配信されたラジオ番組。毎週水曜配信。「BTOOOM!オンライン」(仮称)としてアソビモよりリリース予定 。
出典:wikipedia
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