国鉄ヤ250形貨車(こくてつヤ250がたかしゃ)は、日本国有鉄道(国鉄)が1972年(昭和47年)からクサ9000形およびコキ9200形の改造により製作した、操車場におけるリニアモーター敷設および保守用の事業用貨車(職用車)である。操車場の自動化に伴い、線路間に貨物ヤードでの加減速を行うリニアモーターのレールを敷設および保守をするための車両が必要となり、試験終了で余剰となった車両から改造した車両である。1976年(昭和51年)までに2両(ヤ250、ヤ251)が製作されたが、ヤ250とヤ251とでは種車が異なっていた。このため両車は同一形式でありながら寸法が大きく異なっていた。ヤ250は塩浜操車場(現:川崎貨物駅)、ヤ251は吹田操車場(現:吹田貨物ターミナル駅)に常備されていたが、1984年2月1日国鉄ダイヤ改正でヤード集結型輸送がなくなると余剰となり、1986年(昭和61年)に除籍され、形式消滅した。
出典:wikipedia
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