「また戻ってくる」(またもどってくる、)は、俳優のアーノルド・シュワルツェネッガーが映画で演じる数多くの人物が発する台詞である。日本語訳は翻訳者により若干異なる。マイコミジャーナルの「つい口に出してしまう映画の名台詞」では第1位、アメリカン・フィルム・インスティチュートの『アメリカ映画の名セリフベスト100』では37位に位置する。この言葉に対し、戻ってきた際に発せられる台詞として「戻ったぞ」()が存在する。この台詞も、シュワルツェネッガーの出演する映画では多く用いられている。この台詞が初めて登場した作品は『ターミネーター』(1984年)であり、シュワルツェネッガーの演じたT-800が警察署窓口で発したものである。ただし、当初の台本では「」であった。シュワルツェネッガーは当初、「」という台詞が砕けていて女性的だと嫌い、監督のジェームス・キャメロンに何度も「」 の方が機械的で、自身のドイツ語訛りを活かせるとして変更を求めたが、「僕は君に演技指導をしないから、君は脚本に口出ししないでくれ」と強硬に突っぱねられ、聞き入られなかった。次年に公開された『コマンドー』(1985年)でも、主人公として演じたジョン・メイトリックスが宿敵のベネット(演:ヴァーノン・ウェルズ)に対して発している。『ラスト・アクション・ヒーロー』(1993年)では、主人公であり映画の中(劇中劇)の人物、ジャック・スレイターを演じた際に発し、現実世界の少年ダニー・マディガン(演:オースティン・オブライエン)に「(その台詞を言うのは)あんたの名刺のような物」、「(映画を見ている)みんながそれを言うのを待っている」と言われるシーンがある。なお、「」は、形を変えて使われることもある。例えば『シックス・デイ』(2000年)では「」(戻って来たいと思う)、『ターミネーター3』(2003年)では「」(彼女は戻って来るさ)となっている。『ラスト・アクション・ヒーロー』で返された台詞のように、「」と「」はシュワルツェネッガーの代名詞となっており、来日した際や、マスメディアへのインタビューでは、ほぼ必ず発している。ターミネーターシリーズのうちシュワルツェネッガーがCG合成によるカメオ出演のみであった『ターミネーター4』(2009年)では、彼の代わりにジョン・コナー(演:クリスチャン・ベール)が「I'll be back」を言う。『エクスペンダブルズ2』では、トレンチ(演:アーノルド・シュワルツェネッガー)がこの台詞を使うと、会話相手のチャーチ(演:ブルース・ウィリス)に「I'll be back」と言い返され、それに対してトレンチは「yippee yi yea」と発するシーンが存在する。
出典:wikipedia
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