「Dear J」(ディア ジェイ)は、日本の女性アイドル・板野友美の楽曲。楽曲は秋元康により作詞、KeyzとCarlos K.により作曲されている。板野が所属していた女性アイドルグループAKB48からのソロデビューシングルとして、2011年1月26日にYou, Be Cool!/KING RECORDSから発売された。AKB48メンバーとしては大堀めしべの「甘い股関節」、増田有華の「Stargazer」、おぐまなみの「かたつむり」に続く4人目のソロデビューとなる。AKB48での活動と同一名義での単独ソロ作品のリリースは初となるため「AKB初のソロデビュー」といった旨の紹介がなされることが多い。楽曲のシングルCDは3種の通常盤(それぞれType-A、B、Cと区別されている)、サイト「キャラアニ.com」限定で販売される劇場盤の計4種類がリリースされた。3種の通常盤にはそれぞれ収録内容の異なるDVDが付属している。CDの収録曲およびジャケットは4種類それぞれで異なっている。特典として、3種の通常盤の初回製造分にはソロデビュー記念イベント参加応募券およびタイプごとに異なる生写真が封入されている。劇場盤には劇場盤発売記念大握手会参加券およびメンバー個別生写真(全25種のうちランダムで1種)が封入されている。キャッチコピーは、「少女は、進化する」。楽曲のミュージック・ビデオは、丸山健志が監督を務めた。楽曲はサマンサタバサ『Samantha Vega板野友美』スペシャルコラボCMソングに起用された。本作は、ポピュラー音楽の批評家から肯定的評価を得ている。『hotexpress』の山本純は「"オシャレ番長"と称される彼女のイメージにピッタリなダンスチューン」と批評し、「幾重ものエレクトロサウンドが交錯するトラックが小気味よく刻まれ、「もう2度と離さない 誰にも奪われたくない 抱きしめたいBABY」と大人びたリリックが飛び出す。年齢相応の歌詞や可愛らしさを押し出したモノが多いAKBの楽曲では出し切れなかった、板野友美のコケティッシュな魅力に改めてハッとさせられる」とコメントした。『リッスンジャパン』の近藤陽は、「ビートの効いたクールなクラブ系のダンス・ナンバー」と批評し、「彼女のちょっと甘えたような歌声とエッジの効いたサウンドの対比が面白い。良くも悪くも“アイドルらしい”キュートなサウンドを全面的に打ち出しているAKB48の彼女のイメージとは一線を画す、時代をリードするファッション・アイコンとしての彼女の立ち位置を明確に捉えた刺激的な作品」とコメントした。2011年1月25日付けの日本レコード協会による着うたフルのダウンロード数を集計したRIAJ有料音楽配信チャートで初登場1位。同チャートのデビュー曲での首位獲得はJASMINEの「sad to say」以来、19ヶ月ぶりである。同年1月31日付けのJapan Hot 100で初登場67位、2月7日付けで2位に上昇。Hot Top Airplayでは1月24日に初登場88位、1月31日付けで45位、2月7日付けで3位。Hot Singles Salesでは2月7日付けで初登場2位。同年2月7日付けのオリコン週間シングルランキングで、発売初週で16.3万枚を売り上げ、初登場2位。女性ソロ歌手のシングルが発売初週で15万枚を超えたのは、2007年の宇多田ヒカルの「Flavor Of Life」以来、4年1ヶ月ぶりである。また女性グループからのソロデビューシングルとしては、2001年の後藤真希が「愛のバカやろう」で記録して以来、9年10ヶ月ぶりの15万枚突破である。
出典:wikipedia
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