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ジュン (漫画)

『ジュン』は、石ノ森章太郎による日本の漫画作品。小説「ジェニーの肖像」のアイディアを流用している。『COM』(虫プロ商事)にて、1967年1月より1971年10月まで連載された。台詞はほとんどなく、絵とコマの流れだけで話が読み取れるようになっている。第13回(1967年)小学館漫画賞を受賞。少年ジュンは漫画家になるという夢を持っていたが、父には理解してもらえずにいた。ある日、父親は勉強をせず漫画を描くことばかりに陶酔するジュンに手をあげ、ジュンの描いた漫画を破いてしまう。喪失感を覚え、深い悲しみの中でジュンは一人雪降る外を泣きながら歩いていたが、ふと雪遊びをしていた幼い少女から声をかけられる。その少女はジュンに対し子供と思えぬ程ひどく大人びた、哲学的である「悲しみは決して無くなるものでは無く、悲しみの源とは自分が今存在し、生きていることである。」というような内容の話をしてジュンを諭した後、少女は雪の中を去って行くのであった。ジュンにまた近い内に会えるという言葉を残しながら…本作は小説「ジェニーの肖像」の内容がそのまま使われており、石ノ森と同じトキワ荘の住居人であった赤塚不二夫の発言から誕生した。赤塚は以下のように語っている。なにかっていうと、アイデアを石ノ森章太郎に聞いてもらった。そういう時、彼は一生懸命聞いてくれる。それで「赤塚氏、それ、面白いよ」って言ってくれる。そうやって僕に自信をつけてくれたのだ。そのかわり僕も、自分では描けないけど石ノ森章太郎には向いているアイデアを思いつくと、すぐに彼に話しに行った。たとえば、人魚姫を宇宙物にしたらどうか、なんてね。『ジュン』もそうやって生まれたのだった。あれは『ジェニーの肖像』という小説が原作で、僕は小説を読んで、石ノ森章太郎の絵なら絶対イケルと思ったんだ。すごく幻想的でいい話だし。それを彼に話したら、「よしッ、俺が描く」って言ってくれた。ちょうどその頃、彼のお姉さんが亡くなったんだ。そのお姉さんと、重なったんだね。元となった『ジェニーの肖像』では、主人公は画家を目指すが、『ジュン』では石ノ森らしく漫画家を目指す設定に変えられている。赤塚は『ジェニーの肖像』を原作と語っているが原作表記は特にされていない。『ジュン』の話を童話のようにした作品。童話テイストであるが、ジュンの置かれている環境は厳しいものへと変化している。『リュウの道』や『番長惑星』の脇役が登場するシーンが存在する。

出典:wikipedia

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