松本 明重(まつもと あきしげ 1914年 - 1990年)は、日本の右翼活動家、宗教家。右翼団体・日本民主同志会中央執行委員長、日本郷友連盟本部理事、世界救世教外事対策委員長を務めた。愛媛県生まれ。ロッキード事件での国会質疑で明らかになった内容としては「広島の鉄道学校の高等科を卒業した後、旧南満州鉄道に勤務し、その後現在の中国、かつての支那といわれていた、そこに所在をした興亜院の、この総裁官房、ここに勤務し、引き続いて戦争中、中支派遣軍の特務機関要員となって上海、中支方面で特務機関の業務に従事」していたと言う。1971年1月15日、京都市で右翼団体・日本民主同志会を結成、主宰し、雑誌『志道』の発行や戦没者慰霊碑の建立などに携わった。反共主義の立場で著作や事業をおこない、多くの政治家や警察との人脈・交際が指摘されている。1970年代、世界救世教外事対策委員長として教団運営の中央集権化を主導。墓地開発で救世教と別に宗教法人を創設したことから分派活動との指弾を受け、1980年、救世教内の全役職から辞任。小説家・脚本家の池宮彰一郎は、1979年、本名池上金男の名義で、松本の伝記小説『限りなき一つの道』(祥伝社)を著した。岩川隆『日本の地下人脈―戦後をつくった陰の男たち』(祥伝社、2007年)の「第三章 満州人脈と岸信介」で、松本について言及されている。
出典:wikipedia
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