大分県立大分上野丘高等学校(おおいたけんりつ おおいたうえのがおかこうとうがっこう)は、大分県大分市上野丘二丁目にある県立高等学校。「上野ヶ丘」と間違えられることがあるが、正式な校名には「ヶ」の字は入らない。通称は「上野」(うえの)、「上高」(うえこう)。大分県下で最も長い歴史を持つ高校である。2013年度の大学合格者数は、東京大学が6名、大阪大学が23名、九州大学が39名であった。2年次では文系、理系にコース分けされている。3年次では入試科目に応じて、文系では地歴1科目型、2科目型、国・地歴・英3教科重視型の3コースが設置されており、理系では理科2科目型、2次4教科型、理科3科目型の3コースが設置されている。2006年度(平成18年度)からは「朝学習」が始まり、生徒は7時40分に登校し、7時45分から8時25分の間の40分間授業が行われるようになった。内容としては、問題演習またはテストが原則となっている。2006年(平成18年)10月26日に、必修科目とされている地理と歴史を大学受験のために履修させていないこと(いわゆる未履修問題)が明らかになった。学校側は謝罪し、放課後や冬休みに補習が行われた。毎年9月に3日間をかけて行われる上高の大イベントである。前半2日が文化祭、後半1日が体育大会である。1、2年生の各クラス、部・同好会がステージ・中庭発表または展示などの出し物をする。ただし、出店などは禁止されている。他に演奏、中庭祭、クラシックコンサート、生徒会企画・展示等が行われる。平成18・19年度は校舎の耐震補強工事のため、中庭祭は名称・場所を変更して行われた。一般的な競技が中心である。練習も入退場の練習が2回しか行われない。また、練習が確保できない競技も多い。例年13時頃に終わることも多いが、15時ごろまで行われることもある。毎学期の期末テスト終了後に開かれるスポーツ大会である。学年別で、丸1日かけて行われる。競技はバスケットボール、サッカー、バレーボール、ソフトボールの4種目になることがほとんどである。上野丘高校周辺の清掃活動を毎年1、2回行っている。部活動は盛んであり、文化部を中心にさまざまな部門で表彰を受ける生徒が多い。野球部は、1948年(昭和23年)および1949年(昭和24年)の春と、1958年(昭和33年)の夏の3度にわたり甲子園に出場している。また2009年(平成21年)の春に21世紀枠で選出され、60年ぶりのセンバツ出場が決定した。生徒会は執行部を中心に、生活環境・文化・体育・保健・福祉・広報・図書がある。また、執行部・専門委員会とは別に、文化祭特別実行会(前期のみ)・体育大会実行委員会(前期のみ)・行事特別実行委員会(後期のみ)・クラスマッチ実行委員会(通年)がある。男子の制服は典型的な学ラン。女子の冬服は白ソックスにセーラー服。夏服は独特の水色をしたセーラー服である。2006年度(平成18年度)からは基本的に服装検査は実施されないこととなったが、学期の初めと終わり、衣替えの時期は実施されている。2009年度までは日曜日には通信制の大分県立碩信高等学校の通学日の校舎として使用されていた。そのため、基本的に学校行事は行われなかった。通信制の授業に影響がない範囲で模試が行われることはあったが、教室数の関係から全学年一斉の模試が行われることはなかった。2010年度現在も日曜日には全学年一斉の模試は行われていない。中庭が美しく、昼休みに各部・同好会によるイベントがよく行われる。ここ数年は、耐震補強工事が進められているため、中庭が使用できないことも多い。なお、各教室には冷暖房が完備されている。
出典:wikipedia
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