ハイパーヨーヨー(HYPER YO-YO)は、1997年以降にバンダイが発売した競技用ヨーヨーの商品群。ハイパーヨーヨーは、価格や品質ばかりでなく性能面で特性の異なる様々な商品をラインナップし、商品選択から楽しめる幅広いホビー性を提供したこと、児童漫画雑誌とのタイアップによるテクニック・メンテナンス指導、競技会開催などの大規模プロモーションで一大ブームを巻き起こした。ほとんどの商品は既存ヨーヨーメーカーのOEMである。各モデルの特徴を系統立て、どのようなプレイトリックに向くかなどを解説表示し、メンテナンス部品・アクセサリも加えて統一ブランドの下に発売するという販売戦略により、小中学生を中心に人気を得た。主要な機種は分解可能で、糸交換やオイル使用などのメンテナンスを必要とする。一部は現在も競技で使用されている物と同等である。1997年後半から1998年のブーム時には大型量販店で売り切れが続出したことで社会現象になり、ワイドショーなどでもたびたび取り上げられ、中村名人(ミニ四駆でいうミニ四ファイター、ビーダマンでいうマスター攻略王のようなサポーター的存在)やハイパーヨーヨーの全国大会入賞者がテレビ出演することもあった。また、各地でイベントや大会が行われたり、ハイパーヨーヨーを使うパフォーマーも現れるほどになる。さらに全国各地のバンダイが指定した店でトリックの認定が行われた。1990年代中期の『月刊コロコロコミック』全盛時のホビーであるミニ四駆やビーダマンの中では最も後発ではあったものの、最終的には高い人気を得た。ブーム時には他社から様々な類似品も発売された。しかし金属ベアリングの「レイダー」などの高級モデル(5000円程度)の登場以降はブームは終息に向かい、「ハイパードラゴン」発売の頃にはブームは沈静化した。ブーム沈静後の2004年前半から後半にかけて、再びハイパーヨーヨーが発売される。1997年に発売された一部の商品を機能をそのままに模様だけ変えたものと、新たにラインナップに取り入れた機種が発売された。こちらは1997年から98年のブームと違ってさほどブームにはならなかった。2010年2月13日にコロコロコミックと提携して再発売された。競技用ヨーヨーと同様に、紐はヨーヨーに完全には固定されておらず、振り下ろしたときに下で空転するようになっている。本体の内側に「レスポンスシステム」と呼ばれる何らかの抵抗を作っておくことで、空転中に紐を引けばそのままヨーヨーが紐を巻き取って戻ってくるようになっているのも競技用ヨーヨーと同様である。バンダイによる第2期ハイパーヨーヨーオフィシャルサイトでの分析方法。一般的なヨーヨーの性能分析も加えておく。元の製造会社によって大きく分けてYOMEGA製、DUNCAN製、YOYOFACTORY製、バンダイ社純正、HENRYS製の5系統に分けられる。第1期の主要商品。その殆どは左右のボディをひねることで分解が可能であり、軸とベアリングを装備している。第3期は四神をテーマとした製品名に変更され、イメージカラーは赤。ブレイン、ファイヤーボール、レイダーは内蔵パーツが違うもので、ボディは同じ。これらにはそれぞれノーマルボディとステルス型ボディが存在し、ステルス型は糸が巻かれる溝の幅が広い形状を有する。溝に糸を通す技がやりやすくなる。初期に販売されたDUNCAN製のヨーヨーは、全てベアリングを装備せず、軸に直接糸をかける固定軸タイプだった。そのため、ブーム初期のものは値段は安い物が多く、性能はYOMEGA製ハイパーヨーヨーに比べると概ね劣る。ブーム後期以降はベアリングを採用した機種も登場し、値段もそれなりにする。第3期は自然界の属性をテーマとした製品名に変更され、イメージカラーは黒。第3期から登場したメーカー。ストリングプレイに向いた機種が多い。星をテーマとした製品名になっており、イメージカラーは青。因みにYOYOFACTORY社のハイパーヨーヨー以外のヨーヨーは、フルメタルなど最上級者向きの機種が多数あり、1Aをはじめとする多くのプレイヤーから好評である。当初「○級」と呼ばれていたため、これに限っては数字が小さい程高等なテクニックとされる。当初は、このレベルが最終レベルとなっており、これを全てクリアした人には「プロスピナー」の称号とともに記念デザインのヨーヨーやカードなどのプレゼントを行っていた。以下の12種の内、10種のトリックの認定に合格すればスーパーレベルはクリアとなる。以下の12種の内、10種のトリックの認定に合格すればハイパーレベル1stはクリアとなる。以下の12種の内、10種のトリックの認定に合格すればハイパーレベル2ndはクリアとなる。上記全てのトリックをマスターし、それでももの足りない者の為のトリック集。こちらは認定会で挑戦することは出来ない。第3期最高峰の認定トリック集。このレベルのみバインドでのキャッチが認められる。地方大会、全国大会、世界大会が行われている。いずれも月刊コロコロコミックで連載。『ハイパーヨーヨー バーニング』→『ハイパーヨーヨーキングダム』が2011年4月から2013年3月までテレビ東京系列『おはコロっす!』→『おはコロ+』→『おはコロアップ』枠で放送された。ナレーションは河本邦弘。ゲスト出演者はお笑い芸人が多く起用されており、芸風がそのまま投影されている。なお、出演者は番組中でクレジットされない。ハイパーヨーヨーのルールやトリックなどを解説するCGアニメのミニコーナー『キメルと静のYOYO部!』(キメルとしずかのヨーヨーぶ)が『ハイパーヨーヨー バーニング』の直後に放送されている。登場キャラクターは樫本学ヴ『キメルのYOYO!』のもの。2010年4月4日頃から認定店に設置されている無料で遊べるハイパーヨーヨー計測用ゲーム筐体。タイミングよく投げ下ろす『ハイパーリズム』、最高回転速度を計測する『ハイパースピン』、スリープの連続回転秒数を計測する『ハイパースリープ』の3つの計測ができる。
出典:wikipedia
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