ルクア1100(ルクアイーレ)は、大阪市北区梅田三丁目の西日本旅客鉄道(JR西日本)大阪駅内のノースゲートビルディングにあるファッションビル。2015年4月1日まではジェイアール西日本伊勢丹が運営する百貨店「JR大阪三越伊勢丹」であった(後述)。2015年4月2日にオープン。ノースゲートビルディングの西側にあり、ルクアとアトリウム広場を挟んで隣接している。商業面積は約3万3000平方メートル。「1100」は「専門店」と「百貨店」の融合を表し、「イーレ」はドイツ語のから採られている。なお、ルクアではについて「あなた(お客様)の」という意味で用いているが、正しくは「彼らの」「彼女の」という意味である。集客力・話題性の高い専門店と、ジェイアール西日本伊勢丹による百貨店の売場づくりの強みを再編集した「isetan」を融合させ、テイストの異なる様々なジャンルの店舗や商品の組み合わせにより、新たな価値を生み出す商業施設となっている。JR大阪三越伊勢丹から引き継いだ売場は8つの店舗に再編され、LUCUA1100内isetan各ショップ・isetan LUCUA 1100 storeと称されている。同店のメインコンセプトは「My Story Store〜大阪に、たったひとつ、なかったもの」。開店告知のキャッチフレーズは「なぜ、大阪に、また百貨店。きっと誰もがそう思う。」。当初は三越が直営で出店する予定であったが、三越と伊勢丹の経営統合に伴う三越伊勢丹ホールディングスの誕生に伴い、ジェイアール西日本伊勢丹が運営することになった。運営会社は異なるが、事実上2005年に閉店した三越大阪店(大阪市中央区高麗橋一丁目7番5号)の後継店舗である。店頭のロゴは伊勢丹のものがベースになっており、「JR」「MITSUKOSHI」「ISETAN」ロゴを取り入れたトリプル仕様となっていた。“ファッションの伊勢丹”の独自色を強く打ち出すため、「イセタンメンズ」や「イセタンガール」など、百貨店が独自に商品の品揃えや売場作りを手掛ける「自主編集売り場」の比率を売り場面積の3割にまで高めた異例の構成としていた。同じジェイアール西日本伊勢丹が運営するジェイアール京都伊勢丹が好調なのに対して、すぐ近くに強力なライバル店がひしめく同店は、開業初年度500億の売上目標に対して約6割の334億しかあげられず、その後も不振が続いていたため、5万平方メートルから半分程度に縮小する再建策を発表。2014年7月に10階と地下2階以外のフロアが閉店した。2015年4月、建物自体が「ルクア1100(イーレ)」としてリニューアルするのに伴い、ロゴをセレクト感を強調した小文字に変更し、8つの「isetan」ショップとして新たに入居する形となった。これにより「JR」「三越」の入った「JR大阪三越伊勢丹」の名称は消滅した。なお、三越伊勢丹ホールディングスはノースゲートビルディング11Fサポートプラザに、梅田スカイビル時代以来の三越伊勢丹運営の三越大阪ギフトサロンをオープンした。三越大阪店時代からの暖簾を活かし、商品の日本橋本店からの取り寄せも行う。これにより関西地域における三越時代からの上顧客へのサポートが可能となった。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。