西宮ストークス(にしのみやストークス)は、兵庫県を本拠地としてB.LEAGUEに所属するプロバスケットボールチームである。設立当初は「兵庫ストークス」として活動していたが、2015年7月16日付でチーム名を「西宮ストークス」に変更した。兵庫県初のプロバスケットボールチーム。運営会社は「株式会社アスリートグリーン兵庫」。「ストークス」とは兵庫県の県鳥、「コウノトリ」の英語名。北播磨(小野市・西脇市・三木市等)と丹波(篠山市・丹波市)での開催はない。ホームアリーナ建設の動き参入前2011-12シーズン(JBL2)スローガン:All out, All game, All season初代HCには、日本のバスケにも精通しているBT・テーブスを招聘。選手には前述の長尾・中村の他に、2006年に開催されたのじぎく兵庫国体にて、中村と共に地元代表としてベスト8入りした谷直樹・高松英二・松崎賢人、昨年まで「劉衡」としてプレーした劉生琢行(前TGI D-RISE、JBL2昨シーズンリバウンド王・フィールドゴール4位・ブロックショット3位・フリースロー10位・ダンク6位)、井上ジョナサン(前bj・東京アパッチ)らを獲得、外国人には、ジャワン・ベイリー(元NBADL・オースティン・トロス)が加入した。開幕に先立ち、8月13日にプレシーズンゲーム(vsJBL・パナソニック、神戸市立中央体育館)が開催された。結果は56-80と大敗したが、1491人の観客にストークスがお披露目された。その後8月19日にベイリーが契約を解除され、新たにテーブスHCの出身国であるカナダ代表で、身長211cmのジェフ・ファーガソン(前IBL・エドモントン・エナジー) を加えた。日本人選手のみでの平均身長が187.9cmとJBL2の中で1位を誇る中に、ファーガソンが加入した事で平均身長が190.0cmとさらに大きくなり、初めてのシーズンに挑んだ。10月15日の開幕戦は67-84で敗れ、その後に練習生の翁長明弘と選手契約を交わした。10月22日のホーム開幕戦(神戸ファッションマート)でファーガソンが負傷退場しながらも、80-70で初勝利を収めた。プレーできる外国人選手がいない危機を打破するために、bjリーグの浜松・東三河フェニックスで優勝経験のあるウィリアム・ナイト(前bj・大阪エヴェッサ)を補強した。12月4日の黒田電気戦(西宮中央)終了後の記者会見で、来シーズンのJBL1部への加入申請が発表された。この12月4日から1月14日(神戸ファッションマート)まで7連勝、経験豊富なナイトがJBL2・個人成績ランキングの多くに入る活躍でチームを牽引し、日本人選手の台頭もあって一時は3位まで順位を引き上げた。その後上位チームには苦戦を強いられるも、中下位チーム相手には確実に勝利を重ね、3月17日の最終戦(グリーンアリーナ神戸)で勝利してプレーオフ圏内の4位を確定させた。なお個人成績では、ナイトが得点王、ブロック王、リバウンド2位、フリースロー及びスティール3位となり、個人2冠と5部門でトップ3入りを果たした。また劉生がリバウンド3位、松崎がアシスト2位となり、チーム内の日本人で最多得点(平均13.8点)を挙げた谷が得点9位に入るなど、日本人の活躍も目立った。ヒマラヤアリーナで開催されたプレーオフでは、1位でレギュラーシーズン3戦全敗の豊田通商に85-103で敗れ、決勝には進出できなかった。しかし翌日の3位決定戦で鹿児島に90-81で勝利し、最終順位を3位でシーズンを終えた。4月12日、2012-13シーズンのJBLへの昇格見合わせが決まり、JBL2残留となった2012-13シーズン(JBL2)スローガン:ステップアップテーブス初代HCが続投、9月10日まではGM職も兼務していた。残留したのは、兵庫県出身の高松・松崎・中村・谷と、昨シーズンの主力であった松山・ナイトの6名。新加入は、兵庫県出身の道原紀晃・中西良太(前TGI D-RISE、JBL2昨シーズンフィールドゴール3位・ブロックショット7位)、神原裕司、藤原岳志、カナダ代表のマイケル・リファーズである。なお、初代キャプテンの長尾は現役を引退し、河相・柳沢・翁長はデイトリックつくば、リバウンドでチームに貢献した劉生は大塚商会アルファーズ、井上はbjリーグ・宮崎シャイニングサンズへ移籍した。6月23日、2013年から始まる新リーグに参画するチームとしてストークスが承認され、トップリーグであるナショナル・バスケットボール・リーグ(NBL、当時Aリーグ)の所属が決まった。なお当シーズンのJBL2が東西カンファレンス制となり、ストークスは昨シーズンのプレーオフに共に進出した、豊田通商・アイシンAW・鹿児島と同じ西地区に所属することになった。開幕戦こそアイシンAWに敗れたが、前半戦終了時点においてJBL2最多得点(86.6)と最少失点(67.8)という圧倒的な数字を残し、2位に3ゲーム差をつけた首位で前半戦を終えた。JBL2西地区首位としてオールジャパンに初出場した。初戦の曙ブレーキ工業戦に72-56で勝利し、JBLチームとの初めての公式試合を戦うことになった。しかし、その対戦相手・三菱電機との実力差は大きく、62-85で敗退した。シーズンに戻ると、11月11日から1月19日までのシーズン10連勝で勢いを増し、2月10日・11日の鹿児島戦で唯一の連敗を喫したが、3月16日の最終戦(グリーンアリーナ神戸)、チーム最多の2,458人の観衆のなかでつくばに勝利し、JBL2西地区優勝を決めた。パークアリーナ小牧でのプレイオフ・準決勝では、レギュラーシーズン最終戦の対戦相手・つくばと再戦し、73-67で勝利して決勝に進出した。その相手はレギュラーシーズンで唯一負け越した鹿児島であったが、87-80で勝利を収め、JBL2最終シーズンを優勝で締めくくった。松崎が最多アシスト・シーズンMVP・ベスト5、ルーキー道原が最高フリースロー成功率・新人王に輝いた。2月以外の全ての月にストークスから月間MVPを輩出し、テーブズHCはコーチ・オブ・ザ・イヤーとなるなど、充実した2年目であった。そのテーブズHCは、4月17日に契約満了による退任が発表された。2013-14シーズン(NBL)新HCにはダニー・ヨシカワが就任。主力メンバーが残留し、梁川禎浩(前・リンク栃木ブレックス)、カール・ホールが新加入した。10月11~13日のホームゲーム試合会場が決まらず、1月18・19日に神戸ファッションマートへの変更を強いられた。前半戦は西地区4位で折り返すも(6勝20敗)、プレイオフ進出ラインの3位から9ゲーム離された。前半戦終了前に、高松の契約解除・藤原の引退、新加入選手が発表されるも、12月20日から4月5日までの間NBL公式戦におけるリーグワーストの25連敗を喫し、3月でレギュラーシーズン敗退が決まった。その後3連勝、4連敗でシーズンを終えた。2014-15シーズン(NBL)ホール・中西・松崎・中村が退団、松山が引退した。谷・松島・道原・梁川・ナイトが残留し、細谷将司(前・TGI)、中務敏宏、根来新之助(共に前・和歌山)、田村大輔、デボーン・ワシントン(共に前・熊本)、アイザック・バッツ(前・Vechta、2012-13カナダリーグ・リバウンド王、ベスト5、新人王)が新加入した。最初の10試合は3勝7敗となり、チームトップの得点をあげていたワシントンが、ホールのいるbj・信州に移籍した。その後12月17日にヨシカワHCが契約解除、上田康徳ACがHCに昇格、前半戦は11勝12敗で折り返す。チーム立て直しを図り、悲願のプレーオフを目指した後半戦だったが、開始早々に6連敗、そして8連敗を喫する苦しい展開になる。ワシントンに代わる新外国人も獲得できず、勝ち数は昨年から倍増したが結局プレーオフ進出を逃した。2015-16シーズン(NBL)2016-17シーズン発足のJPBL1部を見据え、ホームタウンを神戸市から西宮市に、ホームアリーナも神戸市立中央体育館から西宮市立中央体育館に移転、チーム名も「西宮ストークス」に改称した。7月末での発表では保留となり、8月末の最終振り分けで2部への所属となった。スタッフは続投。選手では、細谷(つくば)、松島(北海道)、バッツ(アイシン)、ナイト(山形)、田村(bj・広島)が退団し、畠山俊樹、佐藤浩貴(共にbj・大阪)、丸山公平(鹿児島)、マシュー・ヘゼカイア(NBDA・スーフォールズ・スカイフォース)、ダバンテ・ガードナー(Hyères-Toulon Var Basket)が新加入。新ホームアリーナ・西宮中央に栃木を迎えた開幕2連戦には、チーム初となる両日共に観客動員2,000人越え(2,356人/2,164人)を記録し、関心の高さをうかがわせるも、初勝利は9戦目の広島戦(加古川市総)まで持ち越した。開幕後に奥本友人(bj・大分)、ディリオン・スニード(元bj・大阪)、大阪学院大学から合田怜が新加入し、ヘゼカイアが退団した。ホームタウン移転元年であったが、勝ち星・観客動員も伸び悩み、結局どちらも11位で終了となった。2016-17シーズン(B2)上田HCが退任し、前京都ACの髙橋哲也が新HCに、大阪HCとして3連覇を果たした天日謙作を新ACに迎えた。天日ACの下で活躍した石橋晴行、秋田から竹野明倫、復帰となる松崎賢人、新人の坂井レオ・石塚裕也、NBA経験のあるラリー・オーウェンス(元・京都)が加入、合田・根来(共に大阪)、畠山(新潟)、中務(三菱)らが退団した。なお2012年プレマッチにおけるアリーナMCは小野ともこが務めた。ストークガールズ(STORK GIRLS)がチーム2年目の2012-13シーズンに結成された。なお、2011-12シーズン一部の試合で、関西学院大学応援団総部チアリーダー部が応援に駆けつけた。2013年3月16日 vsデイトリックつくば2013年12月21日 vs東芝ブレイブサンダース神奈川
出典:wikipedia
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