エアルウェン(Eärwen、第一紀? - )は、J・R・R・トールキンの中つ国を舞台とした小説、『シルマリルの物語』の登場人物。アルクウァロンデの白鳥乙女と呼ばれた。父はファルマリの王オルウェ。夫はノルドールの王子フィナルフィン。息子にフィンロド、アングロド、アイグノール。娘にガラドリエルがある。「エアルウェン」は、「海の乙女」("Eär"=「海」、"Wen"=「乙女」)の意。かの女はフィンゴルフィンの妻アナイレの友人であったといわれている。フィナルフィンとエアルウェンの子供たちは、ノルドールの叛乱に同行し、中つ国へと向かった。ベレリアンドのテレリであるシンダールの王エルウェはノルドールの中つ国への帰還を歓迎しなかったが、かれの姪にあたるエアルウェンの子供たちの一党とは親交を持った。かの女はノルドールの叛乱の後もアマンにとどまった。かの女はおそらく今もフィナルフィンと共に住んでいる。『シルマリルの物語』におけるエルウェの家系図によると、エアルウェンはオルウェの唯一の子であるとされるが、本文の記述によると、かの女は名前が知られていない兄弟がいることが言明されている。エアルウェンが記録されていない兄弟や姉妹を持ち、オルウェがただ一人ではなく数名の子供がいた可能性がある。
出典:wikipedia
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