ジョン・クレイボーン・メイベリー・ジュニア(John Claiborn Mayberry, Jr, 1983年12月21日 - )は、アメリカ合衆国・ミズーリ州カンザスシティ出身のプロ野球選手(外野手)。右投右打。現在はMLB・デトロイト・タイガース傘下に所属している。同名の父ジョン・メイベリーは1970年代にカンザスシティ・ロイヤルズの正一塁手として活躍した元メジャーリーガー。子供の頃から父が専属コーチで、憧れていた選手はケン・グリフィー・ジュニアとフランク・トーマスだった。全米でも有数のスポーツ強豪校であるミズーリ州カンザスシティのでは野球以外にバスケットボールでも活躍。USAトゥデイ選定のオールアメリカンにも選ばれ、のMLBドラフトでシアトル・マリナーズから1巡目(全体28位)指名されるが、契約せずにスタンフォード大学へ進学した。スタンフォード大学では同学年にジェド・ラウリーがいた。にMLBドラフトでテキサス・レンジャーズから1巡目(全体19位)指名され、入団。大学3年間の通算成績は打率.312・28本塁打・148打点。成績ではボストン・レッドソックスから1巡目補完(全体41位)で指名されたラウリーの方が上であったが、素材面が評価されたメイベリーがドラフト指名順位では上になった。プロ1年目の2005年はA-級スポケーン・インディアンス、翌はA級クリントン・ランバーキングスでプレー。はA+級ベーカーズフィールド・ブレイズとAA級フリスコ・ラフライダーズで打率.235ながら30本塁打を放ち、オフには「ベースボール・アメリカ」誌の有望株ランキングで球団内5位にランクインした。11月20日、グレッグ・ゴルソンとのトレードでフィラデルフィア・フィリーズへ移籍した。5月23日のニューヨーク・ヤンキース戦でメジャーデビューすると、いきなりアンディ・ペティットからメジャー初本塁打となる3ランを放った。この年は最終的に39試合の出場で打率.211、4本塁打という成績だった。3月28日にAAA級リーハイバレー・アイアンピッグスへ配属され、開幕を迎えた。8月3日にライアン・ハワードが故障者リスト入りしたため、メジャーへ昇格。昇格後は代打として2試合に出場したが、2打数無安打に終わり、8月8日にAAA級リーハイバレーへ降格。9月7日に再昇格した。この年は11試合に出場し、打率.333・2本塁打・6打点だった。は開幕ロースター入りを果たし、開幕後は45試合に出場したが、打率は.231と結果を残せず、6月3日にAAA級リーハイバレーへ降格。7月5日に再昇格した。この年は104試合に出場し、打率.273・15本塁打・49打点・8盗塁だった。は開幕から左翼手であるフアン・ピエールのバックアップとして主に起用されていたが、7月31日に正中堅手のシェーン・ビクトリーノがロサンゼルス・ドジャースへ移籍したため、8月から中堅手の定位置を獲得。この年は149試合に出場し、打率.245・14本塁打・46打点・1盗塁だった。は中堅手のベン・リビアと右翼手のデルモン・ヤングが加入。有望株のドモニク・ブラウンが左翼手として起用されたため、主にバックアップとしての起用に戻った。この年は134試合に出場し、打率.227・11本塁打・39打点・5盗塁だった。1月17日にフィリーズと158万7000ドルの1年契約に合意。開幕後は定位置を獲得することができないまま、7月22日に左手首の故障で15日間の故障者リスト入りした。フィリーズでは63試合に出場し、打率.213・6本塁打・21打点だった。2014年8月31日にグスタボ・ピエールとのトレードでトロント・ブルージェイズへ移籍。移籍後の9月2日に故障者リストから外れたが、僅か15試合の出場で打率.208に終わった。シーズン計では4年ぶりに出場試合数が100未満となり、本塁打も4年ぶりに二桁未到達に終わるなど不本意なシーズンだった。オフの12月2日にノンテンダーFAとなった。2014年12月15日にニューヨーク・メッツと145万ドル+出来高の1年契約を結んだ。7月24日にDFAとなった。7月30日に自由契約となった。8月7日にシカゴ・ホワイトソックスとマイナー契約を結び、傘下のAAA級シャーロット・ナイツに所属するが、13試合の出場で打率.162を喫し、26日に自由契約となる。1月11日、デトロイト・タイガースとマイナー契約を結び、同年のスプリングトレーニングに招待選手として参加することになった。身長6フィート6インチ(約198.1cm)という恵まれた体格を持ち、パワー、走力、強肩を兼ね備えた抜群の身体能力を持つ。しかし、打撃は三振が多く確実性に欠ける。そのため、メジャー昇格当初は層の厚いフィリーズ外野陣に定着することが出来ず、AAA級との往復が続いていた。大学時代までは一塁手であったが、プロ入り後は外野手に転向。特に右翼手としての出場が多い。
出典:wikipedia
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