


中津橋(なかつばし)は、長野県佐久市の信濃川に架かる橋で、日本百名橋に選ばれた。かつての中山道にあたる。今日ある橋は、1931年に架けられたものである。1970年に歩道が設けられ、さらに1996年12月に歩道橋と中津橋公園が上流側に造られた。中部北陸自然歩道の「蓼科山麓と松並木の道」(15.3Km) の一部をなす。江戸時代初期、川中の岩と岩の間に木材を架けた「投渡し橋」という平橋があった。橋の木材や人足を提供するため、約100の村が参加した「橋組合村」が設けられた。「近郷無類の荒川」といわれた千曲川は、1年に5回ほど氾濫し、旅人や参勤交代の大名を足止めにした。1721年には、川中の岩が流されたため翌年、御馬寄(左岸)側を刎橋、塩名田(右岸)側を平橋にする。1744年には、船を連結させる「船渡し」にするが、その度に流され、平均すると2年に1回は流されたことになるという。明治時代の1871年に80文の有料橋となり、2年後、民間の船橋会社(「船つなぎ石」でとめた船の上に板をつけた橋)を経て官営となる。1893年4月、近代的な木橋が架けられ、中津橋と命名された。方丈式の木橋(1910年3月)を経て、今日ある橋が架けられた。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。