


『アリアンロッド・リプレイ・ブレイド』は、FEARによるアリアンロッドRPGのリプレイシリーズ。通称『ブレイド』シリーズ。全4巻。ゲームマスター・リプレイ執筆は丹藤武敏。イラストレーターはbob。『アリアンロッドRPG』(ルール第1版)は、基本ルールブックで「サムライ」、上級ルールブックで「ニンジャ」というキャラクタークラスを規定している。この両クラスにはエリンディル大陸東方由来という設定が存在するが、基本ルールブックではエリンディル東方に関する記述はなかった。初めてエリンディル東方の設定に踏み込んだリプレイは、『ゲーマーズ・フィールド別冊Vol.16 菊池たけしがこりずにまいりました』(2009年)に掲載された短編「アリアンロッド剣豪伝 明星連也降魔剣」(のち『アリアンロッド・リプレイ・アンサンブル』に収録)である。同リプレイの好評を踏まえ、GMを務めた丹藤武敏は改めてエリンディル東方を舞台としたリプレイ企画を立案。JGC2010にて、FEARはサプリメント『エリンディル東方ガイド』と併せての公開を発表し、翌2011年2月に本リプレイがスタートした。エリンディル東西文化圏をつなぐPCとして、『アリアンロッド・リプレイ・レジェンド』のユーノス・ローリングスターが続投し、『アリアンロッド・リプレイ・ルージュ』PCの一人だったトラン・セプターが支部長を務めていたダイナストカバル極東支部も登場するなど、エリンディル西方を舞台とする他シリーズとの関係も維持されている。シリーズ開始と並行してルール第2版『アリアンロッドRPG 2E』の開発も進められており、本リプレイはルール第一版環境下で開始された最後のリプレイシリーズとなった。当初は3巻で完結する予定だったが、1巻延長となり、3巻より『2E』環境に移行している。エリンディル大陸最東端、東海に浮かぶ島国ダイワ群島国。亡き父に代わって国家元首「タイクーン」となったアオイ・カゲユキは、父の葬儀の席で未だ安定しない国内情勢の平定と綱紀粛正を宣言するも、その場で喀血し倒れてしまう。カゲユキの無念を見かねた実妹・オトハは、兄に代わって世直しを行うべく、家臣オニノ・サクザエモンの紹介で知り合ったオオド神殿の巫女・リンと共に行動を開始する。そんなある日、首都オオドのとある小料理屋で諍いが起きる。その場に遭遇したオトハとリンは、大国セーリアの密偵チンエン、大陸西方からやってきた吟遊詩人ユーノスと知り合う。諍いの背後に半年前のオオド大火が絡んでいると知った4人は事実の究明に動き出す。かくて4人の世直しの戦いは始まった。ギルドマスターはオトハ。システム上はギルドだが、物語上では『水戸黄門』風の旅行者を装っている。プレイヤーの総合レベルレベルは8から開始されている。また、2巻4話「悪魔の天才料理人その名はテイエン!?非情の兄弟料理対決!」で全員が上級クラスにクラスチェンジし、4巻8話(最終話)「決戦! 浮遊天守閣~おんみつ姫よ永遠に~」ではPCの一人が『2E』で設けられた「称号クラス」を取得している。紹介文中で「○巻○話に登場」の記述がない者はレギュラー(もしくはセミレギュラー)NPCである。
出典:wikipedia
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