渡辺 綱保（わたなべ つなやす）は、尾張藩家臣、渡辺半蔵家第7代当主。宝永7年（1710年）11月21日尾張藩家老、三河寺部領主・渡辺定綱の子として生まれる。享保3年（1718年）兄・直綱の死去により家督相続し、寺部領主となる。まだ幼く、先代・直綱の時と同様、自ら江戸に参府せず、使者を遣わして、第8代将軍・徳川吉宗に銀馬代、時服を献上した。宝暦4年（1754年）7月27日死去。享年45。家督は嫡男・綱通が相続した。

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