『コンシェルジュ プラチナム』 (Concierge Platinum) は、原案:いしぜきひでゆき、画:藤栄道彦による日本の漫画作品。徳間書店の『月刊コミックゼノン』創刊号(2010年10月25日発売)より2014年11月号(同年9月25日発売)まで連載された。単行本は全10巻。月刊コミックゼノン2015年1月号(2014年11月発売)より同一世界を舞台にした『コンシェルジュ インペリアル』の連載が行われている。実質的な前作『コンシェルジュ』終盤のエピソードに登場した「心理士にして経営アドバイザー」である九音響也を主人公に据え、周囲の人々とともにコンシェルジュとして成長していく物語である。前作がホテルのコンシエルジュの業務を主軸にしたストーリー展開であったのに対し、本作品はホテル業務に加え、九音の得意とする心理学的知識を絡めたストーリー展開となっている。主要登場人物の苗字には漢数字が用いられている。また、前作『コンシェルジュ』に登場した人物がゲストとして登場している。作中に登場する商店街、ホテル、レストランなどは、実在のものをモデルにしている(四ノ橋白金商店街、シェラトン都ホテル東京、目黒雅叙園前太鼓橋、倶楽湾など)。ホテルキャピタル白金平は宿泊客及び施設利用客増加を図るために地元商店街と提携、コラボレーションの一環として商店街の一角に観光案内派出所を設置することになった。地元出身で『商店街コンシェルジュ』を立案したホテルキャピタル白金平のコンシェルジュ・一条笑美は観光案内派出所の設置に伴い常勤を拝命する。生まれ育った愛着のある商店街を盛り上げようと奮闘するが、目に見えて活気を失っていく商店街の姿に喪失感を隠し切れず、心の片隅では復興を信じ切れていなかった。そこへ、経営アドバイザーとしてホテルに雇われた九音響也が加わる。突飛とも思える様々な知恵やアイデアを打ち出し、周囲の人々の協力を得ながら徐々に商店街に活気を取り戻させる様を描く。ホテルキャピタル白金平も舞台であり、前作『コンシェルジュ』同様、訪れるゲストの要望に応えていく様も多く描かれている。作中で司馬一道が差し出した名刺には「クインシーホテル東京」と記されており、『コンシェルジュ』(以下「前作」と称する)での名称「クインシーホテル・トーキョー」と同一のものか、パラレルワールド(『シティハンター』における『エンジェル・ハート』のような)としてのものかは不明。当初は個人個人がゲスト登場していたが、コミックス7巻より、九音がクインシーホテル・トーキョーに研修のような形式で不定期に勤務するようになったため、ホテル全体の登場頻度が高まった。前作に比べ、女性コンシェルジュの制服がマイクロミニのスカート丈から膝丈程度にモデルチェンジされている。
出典:wikipedia
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