『久遠の絆』(くおんのきずな)は、1998年12月3日にフォグより発売されたPlayStation (PS) 用恋愛アドベンチャーゲーム。平安時代からの輪廻転生によって1,000年後に生まれた、現代の少年少女の恋愛を描いた作品。全4時代全3章構成。第1章は現代と平安時代で、季節は春。第2章は現代と江戸時代中期で、季節は夏。第3章は現代と江戸時代幕末で、季節は秋から初冬。前述の輪廻転生や恋愛のほか、伝奇要素も内包したシナリオには、当時の家庭用ゲーム機に希少だったセックス描写も(間接的ではあるが)盛り込まれている。PS版の初回発売当時はインターネットが一般層へ普及する途中であったうえ、初回出荷数が少なく早々に完売して増産されたことも重なり、ユーザーの間で話題となった。シネマティック・ノベルとしての雰囲気を活かす関係上、作中ではあえて声優を起用していない。ただし、後年にはファンの要望に応えて声優を起用したドラマCDが発売された。声優名はアダルトゲーム版 / 全年齢版の順。ドラマCD版の声優については#CDを参照。DC版へ追加されたおまけシナリオで、特定の条件を満たせば本編終了後に出現する。以降の一般向け作品にも収録。本編とは印象を異にする内容が賛否両論を呼び、ユーザーの間で物議をかもした。すでに作品への強い思い入れを持っていたPS版からの継続ユーザーによる反発が大きかった一方で、DC版からの新規ユーザーによる意見はほぼ許容する内容だったという。以下に論点とされたものを挙げる。PS2版では以上の点にフォローが行われており、スタッフロールをムービーに変更してシナリオ終了後の展開を補完しているほか、聡子エンディングも「再臨詔エンディング」となっている。なお、『再臨詔』は本編と別の流れを描いているが、加藤直樹は「ゲームとしての正史は本編のトゥルーエンド」と語っている。2009年12月29日にYouTubeにて第一報のムービーが公開された後、同年12月31日にザウス公式サイトにてアダルトゲーム化決定の旨が発表された。その後、『久遠の絆 THE ORIGIN』(くおんのきずな ジ・オリジン)のタイトル発表や後述のリーフレット配布を経て、2011年7月1日に発売された。
出典:wikipedia
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