岡村大橋(おかむらおおはし)は、広島県呉市の中ノ島と愛媛県今治市の岡村島を繋ぐ道路橋。1995年8月完成。元々は広島県と愛媛県の合同事業「大崎下島地区広域営農団地農道整備事業」により建設された農道橋であり、現在は呉市と今治市が管理している。本州と安芸灘諸島を8つの橋で結ぶ安芸灘諸島連絡架橋の一つであり通称「安芸灘7号橋」、大崎下島広域農道の一部を構成する。なお、岡村島は本州つまり広島県とは橋で繋がっているが、愛媛県側とはつながっておらず交通手段はフェリーのみである。この橋の中間が県境であり、道路にそれが表記されている。なお海上の県境を跨ぐ農道橋としては、この橋が日本唯一のものである。この橋の下が大崎下島御手洗港と大崎上島沖浦漁港を結ぶフェリー航路である。大崎下島広域農道「安芸灘オレンジライン」にある平羅橋・中の瀬戸大橋・そして岡村大橋のうち、中の瀬戸と岡村は全く同じアーチ橋であり、ほぼ同じサイズの橋である(平羅橋が違う理由は当該項目参照)。2012年公開のアニメーション映画『ももへの手紙』にこの2つの橋がモデルとなったアーチ橋が登場する。この橋は、ニールセンローゼ橋と呼ばれるアーチ橋であり、更にアーチ部材の頂部を中央に絞り込むことにより横方向の剛性を高めた“バスケットハンドル型”と呼ばれるものである。これは航路を妨げない長大橋を設置することになったこと、景観性を考慮したことから、この形式となった。このため航路の妨げになる橋脚も1つに留めている。架橋工法はフローティングクレーンを用いた一括工法が採用されている。
出典:wikipedia
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