Deus Ex: Invisible War(Deus Ex 2, DX2)はIon Stormが開発し、アイドス・インタラクティブが販売したゲーム。2000年を代表するゲームとして絶賛されたDeus Exの続編であり、2003年12月2日にWindows版とXbox版が同時に発売されている。日本国内においては2004年6月17日に日本語版が発売されたが、Xbox版のみでWindows版は発売されなかった。"Invisible War"の舞台は、前作"Deus Ex"でCollapseと呼ばれる壊滅的な出来事が起きてから20年後の世界。テロリストがシカゴの街を破壊した後、プレイヤーはTarsus Academyの訓練生、Alex Dentonとして行動し、ゲームを進めるにつれて世界を大きく変えようと企む組織の存在を知る。Invisible Warでは、壮大で深いストーリーによるゲーム進行などの、前作Deus Exで見られたゲームプレイの特徴がほぼそのまま残されている。プレイヤーは自分の好みにしたがって、自由に戦闘スタイルを選べるが、戦闘を重視せずに直接対決や暴力の行使を避けて進むというスタイルを選択することもできる。Invisible Warではより自由なゲームプレイが可能になった。プレイヤーは達成すべき目的をどんな順番でこなしてもいいし、途中で新しい目的を発生させても構わない。また、キャラクター生成時のオプションはより簡素化され、性別や肌の色、難易度の選択のみになった。性別はわずかにストーリー進行に影響を与えるが、基本的には単に外見を選択するためのオプションになっている。Ion Stormは一作目のストーリー進行の形を洗練することに焦点を当てた開発を行い、プレイヤーがより自由にストーリーを選択できるようにするために、ストーリーの収束点の多くをストーリー選択の場面に置き換えた。これによってプレイヤーは特定の組織のために戦えるようになり、その選択から新しいストーリーが展開するようになった。また、ゲーム中のいくつかの時点では、プレイヤーはどの組織のために戦うのかを必ず選択しなければならない。Invisible Warではインターフェースは使いやすく一新された。新しいインターフェースでは、メニューの列を出してゲームプレイを中断させる代わりに、網膜上のオーバーレイとして情報を表示する形に統合されている。これはAlexの眼に組み込まれたナノデバイスによる表示を表現したものなので、画面の上に丸みを帯びたデザインで常時表示される。このオーバーレイは、現在選択しているアイテムや、使用しているアイテムなどを円形に並べた形で表示するほか、選択している武器、選択しているbiomodアビリティ、biomodのためのエネルギー残量、体力、明るさ、方向を表示する。もう一つの違いは、全てのアイテムがインベントリのスロットを一つだけ消費するようになったという点だ。これにより、新しいアイテムを入手するたびにゲームを中断してジグソーパズルを解く必要はなくなった。Invisible Warではカジュアルゲーマーと同様にハードコアゲーマーにも魅力的なものになるようデザインされている。この新しいオーバーレイ表示が画面スペースを埋めるおかげで、プレイヤーの視野が大きく遮られないだろうかと思っても、心配する必要はない。開発チームは透明度を変更可能にしているので、透明度を"0"にすれば枠は表示されずに武器やbiomodの情報だけが表示されるようになる。死体や気絶した人間からアイテムを入手するときのポップアップは廃止され、キャラクターは意識を失うと所持品を全て床に落とすようになった。これによってDeus Exで見られた、要るものと一緒に要らないものまで拾ってしまうという面倒から解放される。"Deus Ex Invisible War"の時代設定はDeus Exから20年後の2072年。主人公はAlex Denton。彼はChicagoのTarsus Academyという組織の訓練生だ。ゲーム開始時のイントロムービーでTarsusはテロリストによる攻撃を受ける。この時のナノマシン起爆装置を使ったテロはChicagoの街を完全に破壊し、爆発を逃れたAlexを含む生存者たちはやむを得ずSeattle本部へ避難する。ところが、彼らがSeattleへ到着してしばらくすると、Seattle本部もまた何者かによって襲撃されてしまう。この騒動の中盤に差し掛かると、Alexの目的はTarsusやそれに関わる他の組織の秘密を探ることになる。Tarsus Academyの他に登場する組織は以下。これらの組織はDXにも登場しているが、IWではAlexの協力を巡って対立しあう。ゲームの序盤で登場する組織は二つだけだが、その後より多くの組織と接触することになり、組織への協力を要請される。それぞれの組織からの依頼は平行して進めることが可能なので、それぞれの依頼の内容を比較してから達成する依頼を選ぶこともできる。また、依頼を達成した時点で組織へ協力したことになるため、達成困難な依頼を諦めて別の依頼に切り替えるようなことも気軽に行える。このように、DXと比べて自由度は高く、どの組織に協力するのかを常にプレイヤー自身が選択できるようになっている。
出典:wikipedia
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