第6回統一地方選挙(だい6かいとういつちほうせんきょ)は、日本の地方公共団体の首長と議会議員の選挙を統一して実施する統一地方選挙で、1967年4月15日と4月29日の2回の投票日に分けて実施された。日本国憲法施行後の地方自治制度発足に伴う1947年4月の第1回統一地方選挙から数えて6回目となる統一地方選挙である。首長と議員およそ4万4000名が改選された。またこの年の1月に行われた第31回衆議院議員総選挙で現れた多党化傾向が、地方議会にどのような変動をもたらすのか、1966年後半から中央政界で持ち上がった「黒い霧事件」問題が地方議会にも波及してきた背景もあり、この問題に対する有権者の審判などが関心を集めた。亀井光参議院議員(自民)の福岡県知事選出馬に伴う参院福岡県選挙補欠選挙も実施された。知事選挙では立候補した現職知事14名中12名が当選、このうち秋田県の小畑勇二郎と大分県の木下郁、三重県の田中覚が4選、北海道と茨城県、長野県、大阪府、島根県、佐賀県、宮崎県では3選知事が誕生した。東京都では社会党と共産党が推した美濃部亮吉候補が当選し革新都政が誕生したが、福岡県では唯一の社会党員知事である鵜崎多一が破れた。一方、都道府県議会選挙では自民党が都市部を中心に議席を減らした一方で社会党は改選前より79議席増やし、公明党や共産党、民社党も着実に議席を増やした。この結果、多党化傾向が地方議会でも強まった。改選定数:2558名(うち224名は無投票当選、東京都議補欠選挙の5名も含む)市長選挙における現職市長の当選率は75%を超え、現職の優位性を示す結果となった。一方で姫路市長選挙において6選を目指した市長が落選、5選を目指した市長2人も全滅するなど多選に対する有権者の批判も示された。改選数:154市長(無投票当選21名含む)
出典:wikipedia
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