トビとは、囲碁用語で、自分の石から1路または2路離れた位置に打つ手のことをいう。あまり離れすぎているものは繋がりとしての意味がないため、3路以上の間があるものは普通はトビとは呼ばない。動詞形では「トブ」または「飛ぶ」という。また、根拠を確保する目的で三線や四線で辺に平行に打った場合はヒラキといい、トビとは区別する。石と石との間の交点を数えるときは間(けん)という単位を用いるので、白1を一間トビ(いっけんとび)、白3を二間トビ(にけんとび)という。英語ではそれぞれ、「one-point jump」「two-point jump」。このように、自分の石が攻められて中央に逃げる場合などに、トビは最も多く打たれる。黒1のように、トビながら相手の石にツケる手を「トビツケ」と称する。白1のように、相手の陣地内に侵入する低いトビのことを、特に「トビコミ」と称する。多くは第二線に打つ手のことを指す。ヨセの手段として頻出する。白1のように、盤端に向けてのトビを「トビサガリ」と呼ぶ。白1のようにL字型に曲がって飛ぶ手を「トビマガリ」と称する。黒1の第一線へのトビが手筋で、隅の石が連絡できる。白aなら黒b。黒1でbに飛ぶと、白cのハネ出しで切れてしまう。参考図書:石倉昇『一間トビの効用 (烏鷺うろブックス) 』
出典:wikipedia
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