北海道開拓の村(ほっかいどうかいたくのむら、英称:"Historical village of Hokkaido")は、北海道札幌市厚別区厚別町小野幌(野幌森林公園内)にある野外博物館。2007年(平成19年)8月に「博物館相当施設」に指定された。一般財団法人北海道歴史文化財団が指定管理者として管理運営を行っている。1983年(昭和58年)4月16日に開村した北海道開拓時代の「博物館相当施設」であり、54ヘクタールの敷地に52棟の歴史的建造物が移築又は再現されている。また、夏季は馬車鉄道、冬季の土日祝日は馬そりを運行している。開拓時代当時の年中行事の再現や、当時の遊戯文化や伝統技術の伝承活動も行っている。なお、村内の解説ガイドやぞうりなどのわら細工制作演示には、ボランティアが活動している。財政難や職人の確保の問題から補修が進まない状況が2003年(平成15年)時点ですでに問題視されており、2013年(平成25年)には補修が必要な老朽化が深刻なものだけで24棟あるとされている。(凡例:建物名 - 旧所在地 - 建築年代 ※備考)旧浦河支庁庁舎の前と旧ソーケシュオマベツ駅逓所の前を結んで路面上に線路が敷設されており、夏季には馬車鉄道の運行が行われている。冬季間は積雪のために代わりに馬ソリが運行される。線路の総延長は516.58 mあり、途中一部複線となっている。旧ソーケシュオマベツ駅逓所の側に煉瓦建の車庫が設けられている。軌間はかつての札幌の馬車鉄道と同じ762 mmで軌条は15 kg/mのものを使用している。客車は1982年(昭和57年)に日本車輌製造で製造されたものが2両用意されており、札幌馬車鉄道で使用されていたものを見本として製作されている。自重は3 t、定員座席12名、立席6名、ブレーキは手ブレーキとなっている。乗車料金は、子供(3歳~14歳)は100円、大人(15歳以上)は250円となっている。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。