『ドクター・ドリトル2』（"Dr. Dolittle 2"）は、2001年に公開されたアメリカ合衆国の映画。1998年に公開された、『ドクター・ドリトル』の続編である。前作のトラの手術の一件から「動物の言葉が解る医者」として認知され、動物と人間の医者を掛け持ちする多忙な日々を送っていたドリトル。そんなドリトルの家庭も以前とは少し変わり、次女のマヤは父親の遺伝を信じひたすら愛犬のラッキーとの会話をしようと試みていた。しかし一方でマヤの姉でドリトルの長女シャリースは父親の特殊な能力を知って以来動物嫌いになり、家族との触れ合いを一切拒絶し続けるようになった。そんな彼女もお得意先のピザの配達人のエリックと恋に落ちていた。そんなシャリースとのギクシャクした関係を直そうと、ドリトルは休暇を取って家族水入らずの山でのキャンプを企画、早速キャンプ先の山へ到着したがそこで野生のビーバーに助けを求められる。ドリトルはビーバーに導かれ、土地開発による森林伐採で消滅しそうになりつつある山の惨状を目の当たりすることとなった。これを知ったドリトルは土地開発の森林伐採を止めるよう政府を相手に裁判を起こす。ドリトルの行動を知ったダフ判事はドリトルに期限以内に絶滅寸前で人間の手に飼われている熊のオスを野生に返し、同種の野生の熊のメスとつがいにさせれば森林伐採を中止させるというチャンスを与えた。早速ドリトルはその飼われている熊の元を訪れるも、何とその熊は野生の「や」の字も知識を知らないまま育ったサーカスで活動している熊だった。はたしてドリトルは消滅寸前の山を救う事が出来るのだろうか。

出典:wikipedia