竜兵会(りゅうへいかい)は、ダチョウ倶楽部の上島竜兵が後輩芸人と飲み会をする際に集まるリアクション芸人を主としていた集団。結成ルーツとして複数の説が語られている。土田晃之によれば、竜兵会結成のきっかけはかつて日本テレビ系列で放送されていた番組『THE夜もヒッパレ』にメンバーらが「太田プロオールスターズ」という括りで出演した際、収録後に飲みに行くようになったのがそもそもの始まりであるとしている。また、劇団ひとりによれば、かつて上島竜兵を中心とする太田プロ所属の芸人で草野球チームを組んだ後、そのメンバーで定期的に飲み会を開くようになったのが竜兵会の始まりであるとしている。ブレイク時から上島はそのキャラクター性の為に町で不良達に絡まれる事が非常に多かったため、当時無名の後輩若手芸人達に上島を守らせるという側面もあった。竜兵会に喧嘩に強いメンバーが多いのはそのためと言われている。今田耕司がテレビ東京系列の番組『やりすぎコージー』にて語ったところによれば、かつて大阪で活動していた千原兄弟が東京に進出するにあたり、当時ジャックナイフというあだ名だった千原ジュニアについて、「スベった芸人はジュニアにナイフで刺される」という噂が東京の芸人の間で広がり、その対策を考えるべく上島を中心に東京の芸人が結集したのが竜兵会を結成するきっかけであるとしている。出川哲朗も同様の噂を聞きつけ今田耕司や東野幸治に相談をしていたという。ただし、このエピソードは2014年6月1日にテレビ朝日系列で放映された番組『ビートたけしのいかがなもの会』において、土田晃之によって「ウィキペディアにそのようなことが書いてあるが、全くのデタラメ」であるとの指摘がなされている。会は古くは「竜神会」と称していたが、暴力団から太田プロダクションにクレーム(同名の著名な組織が存在する。)が来たため改名。飲み会参加メンバーの間では、上島は泥酔すると数々の奇行や名言を連発することから「太陽さま」と呼ばれていて(劇団ひとり命名)、この飲み会にまつわるネタだけを紹介するイベントが度々開催されている。ダチョウ倶楽部のうち、寺門ジモンは竜兵会に所属していない。理由は寺門が下戸であり夜を筋トレに時間を割くのと、上島・肥後が寺門の趣味の知識に疎いためであり、決して不仲からではない。また、竜兵会は、女禁制の会である。これは、上島、有吉が、2013年1月6日のサンドリにて言及している。出川哲朗が2009年6月8日放送回『ネプリーグ』で「竜兵会チーム」の一員として出演した。だが出川は上島と仲は良いものの、寺門と同じく下戸であり、一員であるかは不明であるが、竜兵会のメンバーと食事にいったことはある。関連グループにインスタントジョンソンのすぎが主催する「すぎ会」が存在し、出川が主催する「出川ファミリー」が存在する。また上島の先輩の志村けんとは飲み仲間。松村邦洋は竜兵会の草野球や飲み会に参加したことがあるが、こちらも下戸であり、副会長を務める「中野猛虎会」(上島は書記を務める)の活動がメインのため、正式なメンバーではない。かつてはGyaO、現在はテレ朝チャンネルで竜兵会の番組(ダチョ・リブレばっかス)を放送しているが、一度だけ深夜枠の地上波で放送したことがある。そのほか、「雨上がり決死隊のトーク番組アメトーーク!」などで取り上げられた。また、『イロモネア』に竜兵会名義で本選に出たことがある。太字はCSテレ朝チャンネル「ダチョ・リブレ」レギュラー出演メンバー。名前の後ろの【】内は ダチョ・リブレ #89の出版記者会見より。《》は番組内で有吉が付けたニックネーム。お笑い評論家のラリー遠田は実態が見えにくいお笑い界に数多くある派閥の中でテレビ番組などで公然とその存在が語られる異色の派閥であると述べている。また、竜兵会の最大の特徴として利権がないことを指摘している。先輩芸人と親しくなることで、その先輩芸人がメインで出ている番組に共演させてもらうというメリットがあるが、現在、上島は冠番組を持っていないため、上島やダチョウ倶楽部に取り入ってもそういった利益は望めないという。しかし、それにより組織が腐敗する心配もなく、彼ら独特の主従関係で結ばれている。加えて、遠田はあまり際立って指摘されることは少ないかも知れないが、竜兵会は明らかに「アンチ吉本(興業)」「アンチ関西(芸人)」という理念に基づく組織、理念としてそれとは全く別の価値観を掲げていると指摘している。吉本芸人にない「上下関係よりも対等な関係。縦のつながりよりも横のつながり。尊敬よりも信頼。」という関係はお笑い界で確固たるポジションを確立した、竜兵会が今の位置にいる意味は意外と大きなことだと評した。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。